自然景観だけじゃない!多様な魅力を持つ茨城の旅行ガイド
東京から約1時間でアクセスできる茨城は、変化に富んだ自然景観だけでなく、史跡や歴史情緒残る街並みや文化施設も多く、様々な楽しみ方・遊び方ができる。
多様な魅力を持つ茨城を満喫してもらうために、この記事ではその魅力から交通情報、モデルコースや桜・紅葉の名所まで、網羅的に旅行情報を紹介しよう。
東京からの日帰り旅行先にもピッタリな茨城へ、ぜひ足を運んでみてほしい。
変化に富んだ自然景観が魅力の「茨城」
東京や神奈川が属する関東地方の北東に位置する「茨城」。
東部は太平洋に面し、中央部から南西部には平野が広がる。
北西には標高1,022mの八溝山、南部には標高877mの筑波山が聳え立つ。
日本で2番目に大きな霞ヶ浦もあり、変化に富んだ自然景観が楽しめる。
約190km続く海岸線には景勝地だけでなく、マリンリゾートもあり、グランピングや景観の良いホテルで贅沢な時間を過ごせる。
水族館や博物館などの文化施設も多く、家族旅行にもピッタリだ。
日本一の生産量をはじめとする青果や、海鮮グルメも魅了の茨城のひとつ。
茨城の平均気温と着衣例
夏の茨城は都心部に比べると涼しいが、湿度が高く突発的な雷雨が多い。
冬は気温が低いものの、晴天が多く降雪も少ないため観光しやすい。
冬以外は降水量が多いので、天気の変化に備えて雨具を用意しておこう。
茨城の月別平均気温
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平均気温(度) | 3.3 | 4.1 | 7.4 | 12.3 | 17.0 | 20.3 | 24.2 | 25.6 | 22.1 | 16.6 | 10.8 | 5.6 |
茨城の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
茨城へのアクセス
東京と同じ地方に属するため、アクセスも良く、東京駅から特急に乗れば約1時間15分で到着する。
大阪からは少し時間がかかり、新幹線と在来線を利用して4時間ほどの旅になる。
「茨城空港」には国際線もあるため、台湾からは直接アクセスできる。
茨城空港から主要駅へのアクセス
茨城の空の玄関口となる「茨城空港」を起点に、茨城旅行の拠点となることが多い水戸駅までのアクセスを紹介しよう。
- 経路
-
1.「茨城空港」から茨城交通の空港バスに乗車し、「水戸駅南口」で下車
2.「水戸駅南口」から3分ほど歩くと「水戸駅」に到着 - 所要時間
- 約45分
茨城の主要交通手段
茨城は公共交通機関が充実しているため、旅行の主要交通手段はバスと電車となる。
バスと電車だけで、ほとんどの観光スポットを巡れるだろう。
公共交通機関が充実していないエリアでも、タクシーも併用すればストレスなく、スポットへアクセスできる。
茨城旅行で利用すべきお得な乗車券
ここからは茨城旅行での交通費を抑えたい方に、知ってほしい乗車券を紹介する。
茨城の観光スポットをお得に巡れるため、ぜひ活用してほしい。
水戸漫遊1日フリーきっぷ
茨城交通、関東鉄道、関鉄グリーンバスの3社共通で利用できる1日フリー乗車券。
対象区間はいずれも水戸駅を起点とした路線で、これさえあれば周辺の主要な観光スポットをくまなく巡れる。
料金はお得で、例えば水戸駅~偕楽園間を茨城交通バスで往復すれば通常480円かかるが、同乗車券であれば大人400円、小児200円のみ。
さらに入館料金割引の特典がセットになっているので、お値段以上の満足感を得られること間違いなしだ。
水戸駅を中心に観光スポットを巡るなら、ぜひ活用してほしい。
茨城旅行前に知っておくべき5つのエリアの魅力
茨城は個性豊かな5つのエリアに分けられる。
エリアごとに魅力と人気観光スポットを知ることで、自分好みの旅行プランを立てられるだろう。
日帰り旅行や1泊2日で旅行するなら、時間も限られているため、気になったエリアを重点的に観光するのもお勧めだ。
四季折々の自然景観に出会える「県北エリア」
県北エリアは茨城の北部にあたり、栃木や福島に隣接している。
太平洋を望む海岸やエリア内を流れる清流、内陸部の「八溝山」をはじめとする山々など、バリエーション豊かな自然景観が「県北エリア」の魅力だ。
シャクナゲと紅葉の名所である「花園神社」、日本三名瀑のひとつ「袋田の滝」、様々なアクティビティを満喫できる「竜神大吊橋」では、特に美しい景色を楽しめる。
春の桜や秋の紅葉など、四季に応じて変化する自然の美しさに触れてみよう。
様々な楽しみ方・遊び方ができる「県央エリア」
茨城の中央に位置する「県央エリア」は、茨城の中心地となる「水戸市」があるエリア。
神社や文化施設、史跡など、多彩な観光スポットを有する点が県央エリアの魅力だ。
国の史跡と名勝に指定され、日本三名園のひとつでもある「偕楽園」や「日本三大稲荷」のひとつで日本屈指のパワースポット「笠間稲荷神社」は特に有名。
「水戸芸術館」や「茨城県近代美術館」など、アートを楽しめる施設も多い。
辺り一面が水色のネモフィラに埋め尽くされる絶景で有名な「国営ひたち海浜公園」も、県央エリアに位置する。
また、太平洋に面する地域もあるため、海水浴や海の絶景も楽しめる。
歴史情緒漂う街並みが魅力の「県西エリア」
県西エリアは茨城の西部に位置する平野部で、エリアの中央には「鬼怒川」が流れている。
鬼怒川の流域は、ユネスコの無形文化遺産に認定されている結城紬(ゆうきつむぎ)の発祥地。
結城紬とは、日本最古の歴史を持つ高級絹織物だ。
江戸時代(1603年〜1868年)から明治時代(1868年〜1912年)の建物が残る「見世蔵の街並み」、宿場町として栄えた面影が残る「古河宿」など、歴史情緒感じられるスポットもあり、日本の歴史や伝統を感じられるのが県西エリアの魅力。
歴史・科学・自然を短時間で満喫できる「県南エリア」
茨城の南部・県南エリアといえば、日本百名山のひとつ「筑波山」と、日本で2番目に大きな面積を持つ「霞ヶ浦」が有名な、自然に恵まれたエリアだ。
史跡が数多く残るエリアでもあり、自然と歴史を楽しめる点が魅力のひとつ。
科学技術の研究で世界的にも有名な「つくば市」もあり、最先端の化学を体験しながら学べる「つくばエキスポセンター」は人気の観光スポットなっている。
県南エリアを巡れば、1日で日本の歴史と科学、自然を満喫できるだろう。
多様な景観と様々な体験を楽しめる「鹿行エリア」
鹿行エリアは茨城の南東部、太平洋に突き出たエリアを指す。
霞ヶ浦にも面しており、ロケーションを活かした様々なアクティビティや海水浴を楽しめる。
茨城でも屈指の工業地帯であり、工場夜景の名所としても人気を博している。
農業が盛んな地域もあり、日本でも珍しいメロン狩りの体験も可能。
「日本三大神宮」に数えられる「鹿島神宮」や、水路の街・花の街として知られる「潮来市」では、歴史情緒や日本ならではの風情を堪能できる。
茨城を満喫するために必要な日数
訪れるエリアを絞れば、1泊2日でも茨城は充分に楽しめる。
ただ、複数のエリアの見どころを思いっきり満喫したいなら2泊3日以上がお勧めだ。
旅行プランやこの後に紹介するモデルコースも参考に、茨城を旅行する日数を決めてほしい。
茨城の多様な魅力を満喫できる1泊2日モデルコース
ここからは茨城の人気観光スポットを巡る、1泊2日のモデルコースを紹介する。
城跡や神社、文化施設などで歴史と伝統文化を感じつつ、自然景観やグルメも楽しめる。
茨城の旅行プランに迷ったら、これから紹介するモデルコースをぜひ参考にしてほしい。
1日目:茨城の歴史と文化に触れる
モデルコースの1日目は城跡や神社を巡り、茨城の歴史を感じつつ、笠間焼などの伝統工芸や文化にも触れていく。
8:50 JR水戸駅からスタート
モデルコースの1日目はJR水戸駅から。
駅から歩いて約10分で、最初のスポット「弘道館」へ到着する。
9:00 「弘道館」で重要文化財と梅を鑑賞
弘道館は水戸藩第9代藩主徳川斉昭(1800〜1860)が、天保12(1841)年に開設した藩校で、日本最大の規模を誇る教育施設だった。
弘道館の中心的建物で、藩主臨席のもと文武の試験が行われた「正庁」、その奥にある「至善堂」のほか、藩主の来館や特別行事のみに開門された「正門」が現存している。いずれも国の重要文化財に指定。
敷地内には約60品種・800本の梅林があるため、時期によっては美しい梅が彩る景色も楽しめる。
10:20 「水戸城跡」で水戸市の歴史に触れる
弘道館から歩いて約5分で、次のスポット「水戸城跡」に到着。
水戸城は那珂川と千波湖にはさまれた、馬の背状の台地の先端に築かれた平山城。
水戸藩の居城で、旧本丸には「薬医門」が残るほか、旧三の丸に建つ藩校の「弘道館」、地形を巧みに利用した「空堀」、「土塁」が見られる。
水戸城跡と水戸藩ゆかりの史跡をめぐる「水戸学の道」という散策ルートも、合わせて楽しもう。
12:40 日本屈指のパワースポット「笠間稲荷神社」を参拝
水戸学の道を散策しつつ、徒歩でJR水戸駅へ。
電車に乗ってJR笠間駅で下車し、タクシーに乗って「笠間稲荷神社」へ向かおう。
笠間稲荷神社は、飛鳥時代、孝徳天皇の御代である651年創建と伝わる神社。
京都・伏見稲荷大社、佐賀・祐徳稲荷神社と並ぶ、日本三大稲荷として知られている。
拝殿の奥には、江戸末期に再建された、国の重要文化財の御本殿が建っている。
社殿には「三頭八方睨みの龍」や「牡丹唐獅子」と名付けられた見事な彫刻が施されており、当時の名匠たちによる見事な装飾もじっくり鑑賞してみよう。
13:20 門前通りで名物「笠間いなり寿司」をいただく
参拝を終えたら、笠間稲荷神社の門前通りへ。
みやげ物店や食事処が軒を連ねており、稲荷神の使いとされる狐の好物・油揚げを使った「笠間いなり寿司」や、神社の御神木の「胡桃」にあやかった、胡桃まんじゅうなどの名物を味わえる。ランチには笠間いなり寿司がお勧め。
胡桃や舞茸など、様々な具材が入った笠間いなり寿司をゆっくり味わおう。
14:40 「笠間工芸の丘」で茨城の文化と食に出会う
笠間稲荷神社の門前通りから再びタクシーに乗って、「笠間工芸の丘」へ。
笠間芸術の森公園内にある複合施設で、笠間焼の手づくり体験工房や、作品を展示販売するギャラリー、地元産食材を使用したスイーツなどを食べられるカフェがある。
施設内の「ふれあい工房」では、インストラクターの指導のもと、皿や食器をつくる陶芸体験が可能。
お土産として人気の笠間焼の展示と購入ができるスペースも。
敷地内を散策しつつ、気になった施設に足を運んでみよう。
18:10 「星野リゾート BEB5土浦」に宿泊
笠間工芸の丘を一通り楽しんだら、タクシーに乗ってJR笠間駅に向かおう。
JR笠間駅から電車に乗ってJR土浦駅へ向かい、1日目の宿泊施設の「星野リゾート BEB5土浦」へ。
星野リゾート BEB5土浦は、2020年10月にオープンした星野リゾート初の「自転車と楽しむホテル」。
JR土浦駅の駅ビル「プレイアトレ土浦」の3〜5階にあり、駅の改札前がホテルのエントランスという便利さ。
ゲストルームも趣向を凝らしており、愛車を部屋まで持ち込んで一緒にステイできる「サイクルルーム」など、様々な体験ができる。
自転車が好きではない方は、自転車での旅に興味を持つきっかけとなるかもしれない。
2日目:茨城の絶景に出会う
モデルコースの2日目は、茨城が誇る絶景スポットを中心に巡る。
各スポットの滞在時間は短いので、見どころをしっかり把握しておこう。
8:40 JR土浦駅からスタート
2日目はJR土浦駅からスタート。
星野リゾート BEB5土浦は駅直結のホテルなので、駅までの移動する時間も労力もかからない。
JR土浦駅から常磐線特急に乗って、JR勝田駅へ。バスに乗り換えて「国営ひたち海浜公園」へ向かう。
10:00 「国営ひたち海浜公園」で四季折々の絶景を満喫
国営ひたち海浜公園では、春にはスイセンやチューリップ、ネモフィラ。
初夏にはバラ、夏にはジニア、ヒマワリ。秋にはコキアやコスモス。冬はアイスチューリップと、四季折々の草花を見られる。
それだけでなく、レジャーやスポーツ、自然観察や体験学習など、様々な楽しみ方ができるので、時間が許す限り園内を散策して遊び尽くそう。
13:50 「那珂湊おさかな市場」で海鮮丼を味わう
国営ひたち海浜公園を遊び尽くしたら、最寄りのバス停から「ひたちなか海浜鉄道 勝田駅」に向かおう。
電車に乗り換え、那珂湊駅で下車。そこから徒歩約10分で「那珂湊おさかな市場」に到着する。
茨城県下でトップ級の水揚げで知られる那珂湊漁港のすぐそばに立地し、周辺には雄大な太平洋の大海原が広がっている。
日本屈指の遠洋漁業基地のお膝元だけあって、扱うのはカツオ、マグロなどの大型魚からヒラメ、タイ、ホウボウなどの白身魚も豊富。
飲食店では近海ものの地魚を存分に味わえるメニューがラインナップ。
「那珂湊 浜小屋」では、丼からはみ出るほどの大きなネタがボリューム満点の「三浜丼」が人気。
遅めのランチには、海鮮丼をいただこう。
15:20 「アクアワールド茨城県大洗水族館」で多様な生き物に出会う
那珂湊おさかな市場でランチを食べたら、歩いて約20分の「アクアワールド茨城県大洗水族館」へ。
アクアワールド茨城県大洗水族館は約580種におよぶ海や川の生物を展示する日本屈指の水族館。
シンボルマークにサメを掲げているだけに、サメの飼育種数はなんと全国一を誇る。
他にも館内には日本最大規模のマンボウ専用の水槽を設け、全国的にも珍しいマンボウの複数展示に取り組んでいる。
次のスポットへ移動するまであまり時間はないので、多種多様なサメをはじめ、マンボウなど世界の海に生息する生き物が泳ぐ「世界の海ゾーン」に絞って楽しもう。
16:30 「大洗磯前神社」で神秘的な絶景を眺める
「アクアワールド茨城県大洗水族館」から「大洗磯前神社」までは、タクシーに乗って5分ほど。
大洗磯前神社は太平洋に面した岬の上にある神社で、恋愛成就や縁結びなどのご利益があるとされる。
絶景スポットとしても人気で、波が打ち寄せる岩礁に鳥居が立つ「神磯の鳥居」は必見。
「神磯の鳥居」が立つ岩礁は禁足地のため立ち入り禁止。参拝や写真の撮影は手前の堤防や展望台から行おう。
茨城旅行に外せないご当地グルメ3選
茨城旅行で味わってほしい、ご当地グルメを厳選してご紹介。
古くから食べられてきた歴史あるご当地グルメから、近年盛り上がりを見せるB級グルメまで、様々な個性を持つグルメを堪能しよう。
1. 茨城あんこう鍋
茨城で水揚げされた「あんこう」は、冬の味覚の代表格。
脂乗りが良く、深みのある味わいの「あんこう」を食べるなら「茨城あんこう鍋」がお勧め。
漁師が船の上で食べていた、茨城の郷土料理「どぶ汁」がベースとなったご当地グルメだ。
「どぶ汁」とは、「あんこう」の肝を鍋で炒めながら味噌を加え、「あんこう」や野菜から出る汁で煮込んだもの。
その「どぶ汁」に水を加え、もっと食べやすくした料理が「茨城あんこう鍋」。
「あんこう」の肝から出てくる魚介のコクと、野菜の旨味が口の中で溶けあう感覚をぜひ体験してほしい。
2. 龍ケ崎コロッケ
「龍ケ崎コロッケ」は茨城の「龍ヶ崎市」を中心に食べられているご当地コロッケで、いわゆるB級グルメのひとつだ。
基本的には茨城の名産品を具材に使用して作られるが、明確な定義はない。
名産品の中でも日本一の収穫量を誇る、レンコンを具材に使うことが多い。
シャキシャキとした歯応えが特徴的で、レンコンならではの風味も感じられる。
お店によって扱う具材も異なり、さつまいもや米粉を使う龍ヶ崎コロッケもある。
ぜひ、食べ比べてお気に入りの一品を見つけてほしい。
3. 常陸秋そば
「常陸(ひたち)秋そば」は茨城で生産されている、蕎麦のブランド品種。
特徴は甘味と鼻に抜ける芳醇な香り。
蕎麦ならではの喉越しがありながら、そば粉が持つ強い旨味も感じられるため、東京の名店でも使われている。
茨城で常陸秋そばを食べるなら、根菜や蒟蒻などが入った「けんちん汁」に蕎麦をつけて食べる、「つけけんちん」がお勧め。
醤油とみりんで味付けされた「けんちん汁」と、常陸秋そばの風味の相性は抜群だ。
茨城の春の旅行プランに加えるべき桜の名所
春に茨城へ訪れるなら、桜の名所も旅行プランに加えよう。
茨城の豊かな自然が桜に彩られ、春ならではの絶景に出会えるだろう。
なかでも国の天然記念物と名勝に指定されている、「磯部桜川公園」は古くから桜の名所として親しまれており、様々な品種の桜を園内のいたる所で見られる。
約130本もの桜が「久慈川」沿いの堤防に続く、「辰ノ口親水公園」も人気の花見スポット。
日没後はライトアップされた幻想的な夜桜を楽しめる。
約2,000本ものヤエザクラが咲き誇り、「日本さくら名所100選」にも選ばれている「静峰ふるさと公園」も茨城の春の旅行プランに加えてほしい。
茨城の例年の桜の開花日と満開日、見頃は以下の表にまとめた。
その年の気候や気温、スポットによって開花日と満開日、見頃は前後するため注意しよう。
- 開花日
- 3月30日
- 満開日
- 4月6日
- 桜の見頃
- 4月6日〜4月12日
参考:気象庁 さくらの開花状況
参考:気象庁 さくらの満開状況
秋の茨城旅行なら外せない紅葉の名所
桜の名所だけでなく、茨城には紅葉の名所も多い。
紅葉の見頃である11月上旬~11月下旬に茨城を旅行するなら、秋ならではの絶景もぜひ楽しんでほしい。
数ある紅葉の名所の中でも、「花園渓谷」は特に人気が高い。
深紅に染まる紅葉と清流の共演は実に美しく、落葉が川を流れる様子からは風情を感じられるだろう。
山頂から徐々に色づき始める「筑波山」では、ロープウェイで空中散歩しながら、眼下に広がる紅葉を楽しめる。
「日本三名瀑」に数えられる「袋田の滝」も紅葉の名所で、ダイナミックな滝の姿を華やかに彩る紅葉を鑑賞できる。
茨城旅行に関するよくある質問
Q
茨城を旅行するのにお勧めの季節は?
紅葉の名所が多いため、秋がお勧めです。
Q
親子旅行でお勧めの茨城の観光スポットは?
アクアワールド茨城県大洗水族館やつくばエキスポセンターがお勧めです。
まとめ
この記事では、様々な楽しみ方・遊び方ができる茨城を満喫するために必要な情報を網羅的に紹介してきた。
記事で紹介してきたエリア別の魅力やモデルコースなどを参考に、ぜひ茨城旅行のプランを立ててみてほしい。
茨城には魅力的なスポットが多いので、東京から日帰り旅行する予定の方は、茨城に1泊することも検討しよう。
この記事では紹介しきれなかった観光スポットやショッピングエリア、宿泊施設などは、こちらの記事にまとめているので、併せて参考にしてほしい。