
【皇居観光ガイド】基本情報から見どころ・一般参観の情報まで網羅的に解説
東京の中心に位置する「皇居」。かつて江戸城があった場所に建てられ、400年以上の歴史と伝統、皇室文化を身近に感じられる、まさに日本ならではの観光スポットだ。
歴史的な建造物や四季折々の美しい庭園が多く残されており、厳かな空間の中に様々な魅力が詰まっている。
この記事では、皇居の概要と見どころを中心に、その魅力を紹介していく。
皇居にあまり詳しくない方でも、最大限に楽しめるよう、必要な情報をまとめたので、ぜひ最後まで読んでほしい。
皇居ってどんなところ?
東京都千代田区の中心部にある皇居は、日本国の象徴である「天皇」およびその親族である「皇族」の住居。
江戸時代(1603年~1868年)は歴代の徳川将軍家の居城で、かつては「江戸城」と呼ばれていた。
明治時代(1868年~1912年)に明治天皇(めいじてんのう)の御所として整備が行われ、複数の改称を経て1948年に皇居と称され現在に至る。
総面積は区の12%に及ぶ約230万㎡もあり、広大な敷地は複数の区画に分かれる。
大きく分類すると、非公開(立入禁止)の「吹上御所」・「宮殿地区」と一般公開している「皇居東御苑」・「皇居外苑」の4エリア。
一帯には四季折々の豊かな自然・古い建築物が広がり、歴史文化と自然を同時に楽しめるのが魅力だ。
都会にいると思えないオアシスのような場所で、皇居の外周を散策しながら美しい景観を満喫できる。

一般公開されているエリア
皇居で予約なしで入れる2つのエリアを紹介する。
いずれも皇居の魅力を存分に感じられる代表的な場所で、見どころが盛りだくさん。
散策や史跡巡りのほか、豊かな自然が心を癒やしてくれる、お勧めの観光スポットだ。
それぞれ敷地が広いため、時間に余裕を持ってゆっくり楽しんでほしい。
皇居東御苑
1968年より一般公開されている「皇居東御苑」は、旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸の一部を整備した自然豊かな庭園。
江戸時代の名残を留める「大手門」・「平川門」・「北桔橋門(きたはねばしもん)」の3つの門があり、21万㎡の広大な土地には歴史を感じさせる遺構が点在する。
全体を一望できる「天守台」、天守の代わりとして使用されていた「富士見櫓(ふじみやぐら)」、城の巨大さを知れる「江戸城本丸跡」など、壮大さを今に伝えるスポットが盛りだくさん。
九代将軍・徳川家重(とくがわいえしげ)の時代の庭絵図面をもとに復元された回遊式の「二の丸庭園」では、日本庭園の魅力を存分に味わえる。
その他、武士たちの生活に思いを馳せられる「百人番所」など、見どころが尽きないので一度は足を運んでほしい。
- 入場料
- 無料
- 入場門
- 大手門・平川門・北桔橋門
- アクセス
- 東京メトロ各線「大手町駅」C13a出口より徒歩約5分
- 公開時間
-
【3月1日~4月14日、9月1日~9月30日】09:00 ~ 17:00
【4月15日~8月31日】09:00 ~ 18:00
【10月1日~10月31日】09:00 ~ 16:30
【11月1日~2月28日】09:00 ~ 16:00
※入場はいずれも公開時間終了の30分前まで - 休園日
-
・月曜日、金曜日
・12月28日 ~ 翌年1月3日
・行事実施時、やむを得ない理由がある時
※天皇誕生日以外の祝日は公開、月曜が祝日の場合は火曜日が休園 - 注意事項
-
・各門で入園手続きが必要(入園表を受け取り退園時に返却)
・入園時に手荷物検査の実施(大きな荷物や危険物の持ち込みを避ける)
・飲酒、喫煙禁止
・歩きやすい靴と服装を推奨

皇居外苑
「皇居外苑」は桜田濠・日比谷濠など、12の濠(ほり/平坦な堀)からなる国民公園。
ただ、遊具はなく公園というよりも憩いの場、散策エリアの方がイメージに近い。
かつては幕閣を担う大名の屋敷が置かれており、「西の丸下」と呼ばれていた。
1949年に一般に開放され、都心のオアシスとして親しまれている。
特に中心地の「皇居前広場」には、青々とした芝生や約2,000本のクロマツが点在し、「皇居外苑」の代表的な景観が広がる。
国の重要文化財に指定された建造物も多く、自然と歴史が皇居を取り囲む緑豊かなスポット。
その他、武将の銅像・芸術的な噴水など、見どころが満載で、季節の移ろいを感じながらの史跡巡りを楽しめる名所だ。
- 入場料
- 無料
- アクセス
-
・東京メトロ千代田線「二重橋駅」2番、6番出口より徒歩約2分
・都営地下鉄 都営三田線「日比谷駅」B6、B2出口より徒歩約2分 - 公開時間
- 常時開放 ※国家行事などの利用時を除く
- 休園日
- 無休 ※国家行事などの利用時を除く
- 注意事項
-
・飲酒、喫煙禁止
・植物の採取、鳥獣の捕獲禁止
・ランニング時は歩行者に気を付ける

皇居へのアクセス
上述の通り皇居の敷地はとても広く、入口(門)も複数に分かれている。
皇居のどこにアクセスするかによって最寄り駅およびルートが異なるので、訪れる時は気を付けてほしい。
ここでは東京駅を起点に、皇居一般参観の集合場所でもある桔梗門(ききょうもん)への行き方を以下の表にまとめた。
電車と徒歩では、そこまで時間は変わらず、道中に美しい高層ビル群や景観が広がるため、散策を楽しみながら徒歩で向かうのがお勧め。
電車でのアクセス
- 経路
-
1. 東京メトロ「東京駅」から東京メトロ丸ノ内線・池袋行に乗車し、「大手町駅」で下車
2. 「大手町駅」から東京メトロ千代田線・代々木上原行に乗車し、「二重橋前駅」で下車
3. 「二重橋前駅(6番出口)」から徒歩約10分で到着 - 所要時間
- 約25分
徒歩でのアクセス
- 経路
-
1. JR「東京駅」丸の内中央口改札に出る
2. 目の前に広がる丸の内駅前広場を直進する(右手に新丸ビル・左手に丸ビル)
3. 広場を抜けたら、和田倉門交差点を渡り行幸通りをそのまま直進する
4. 和田倉噴水公園を右手に見ながら進み、地下鉄大手町駅D2出口付近を通過する
5. 最後の信号を渡り、突き当たりまで進むと桔梗門に着く
※同様のルートで皇居外苑へのアクセスも可(手前にある) - 所要時間
- 約15分
皇居のお勧め観光シーズンは?
皇居に訪れるならば、春か秋のシーズンがお勧め。
春は、桜の名所である皇居周辺が満開のピンク色で彩られ、多くの観光客で賑わう。
特に千鳥ヶ淵や皇居外苑の桜並木は圧巻で、写真映えばっちりの心癒される美しい景観が広がる。
一方、秋にはイチョウ・モミジが見頃を迎え、庭園や周辺の木々が鮮やかな色彩に染まる。
なかでも、和田倉噴水公園や皇居外苑の並木道では歴史的な建造物と自然の調和がより一層際立つ。
都心とは思えない落ち着いた風情が漂い、涼しい気候の中で散策は特別な気分を味わえる。


ここだけは外せない!皇居の見どころ5選
皇居で押さえてほしい見どころを5カ所に絞って紹介する。
いずれも日本の歴史や文化、建築技術を今に伝える魅力的な場所だ。
独特の趣が漂っており、他では味わえない体験ができるだろう。
フォトポイントとして人気の場所もあるので、皇居に訪れる際はこれらを巡るプランをぜひ立ててほしい。
1. 正門鉄橋(二重橋)
「正門鉄橋(通称:二重橋)」は、皇居の正門前に架かるアーチ型の鉄製橋。
なお、正門前には2つの橋が架かっており、広場を起点に奥側を「正門鉄橋」、手前側を「正門石橋」と呼ぶ。
江戸時代に丸太の上に橋を重ねた木造橋で作られ、その様子が二重構造に見えたことが名前の由来である。
1888年に鉄橋となり、1964年に修繕されて現在の姿に至る。
一般公開はしていない(皇居一般参観で渡れる)が、正門前の広場から眺めることが可能で、皇居らしい荘厳な佇まいを体感できる。
昼間だけでなく、夕暮れ時の幻想的な雰囲気も魅力のひとつ。
また、整然とした石垣や背景に広がる緑との調和も美しく、撮影スポットとしても人気だ。

2. 楠木正成像
楠木正成(くすのき まさしげ)は、鎌倉時代(1185年~1333年)末期から南北朝時代(1337年~1392年)初期にかけて活躍した武将。
後醍醐天皇(ごだいごてんのう)に忠義を尽くし、特に鎌倉幕府の打倒に貢献した人物として知られる。
その忠誠心と勇敢さから、明治時代には「大楠公」と称され、皇居外苑に高さ約8mの「楠木正成像」が建立された。
兜をかぶり、甲冑をまとって軍馬にまたがる姿は、戦場に向かう力強さおよび気高さを象徴しており、日本武士道の美徳が感じられる。

3. 桜田門(外桜田門)
国の重要文化財である江戸城の遺構であり、江戸城跡に現存する城門の中では最も大きい「桜田門(外桜田門)」。
江戸時代の寛永期(1624年~1645年)に建築され、現在の門は1663年の再建時の設計をもとにしていると言われる。
重厚な石垣と白壁の土蔵のコントラストが美しく、武家政権の威厳を伝える堂々とした造りが魅力。
防御性を高める高麗門と渡櫓門の二重構造を持ち、中間地点から眺める東京の街並みもお勧め。
また、江戸時代に大名・井伊直弼(いいなおすけ)が暗殺された「桜田門外の変」の舞台としても有名なスポットだ。

4. 和田倉噴水公園
1961年に当時の天皇陛下のご成婚を記念して作られた、噴水を中心とした公園。
芸術的な噴水や、高さ5.5m、幅30mの滝が整備されており、都会のオアシスとして多くの人に利用されている。夜は噴水のライトアップがされ、美しく、ロマンチックな風景が楽しめる。
無料休憩所は、ガラス張りの解放感ある施設となっており、噴水と緑の広がる景色を眺められる。

5. 桔梗門(内桜田門)
「桔梗門」は皇居の北西端、皇居前広場に広がる江戸城の遺構のひとつ。
正式名称は「内桜田門」だが、この付近にあった桔梗紋の瓦や装飾にちなんで「桔梗門」と呼ばれるようになったと言われている。
蛤濠に映る白壁の櫓と黒い瓦屋根、頑丈な石垣が織りなす外観は、美しさと重厚感を併せ持ち、格式の高い雰囲気が漂う。
江戸時代の建築技術や美学を感じられるだけでなく、かつては諸大名が登城時に通った場所というのも特徴と言える。
現在は皇居一般参観の集合場所に利用され、多くの観光客が皇居内部へと足を踏み入れる玄関口となっている。

散策に疲れたら立ち寄りたい皇居の休憩所3選
皇居には休憩所が点在しているので、お勧めの場所を3つ紹介する。
散策や史跡巡りで疲れた時には、いずれかのスポットにぜひ足を運んでほしい。
休憩できるだけでなく、それぞれに見どころもあり、楽しめる点も嬉しいポイント。
1. 楠公レストハウス
「楠公(なんこう)レストハウス」は、皇居外苑のクロマツ林に囲まれた一角にある休憩施設。
1967年に皇居参観者や公園利用者のために開設、2002年のリニューアルで現在の建物になった。
約300席の広々とした空間には、江戸文様のバナーが飾られるなど、全体的に和風モダンな落ち着いた雰囲気が特徴だ。
バリアフリー対応や車椅子の貸し出し、筆談ボードの設置をはじめ、誰もが快適に利用できる配慮がされている。
レストランでは、伝統和食をテーマにした「一汁三菜御膳(要予約)」のほか、軽食・各種ドリンクを楽しめるのでランチを取る場所としてもお勧め。
また、皇居にゆかりの深い商品を取り揃える売店も併設しており、お土産を購入できる。

2. 北の丸休憩所(北の丸レストハウス)
「北の丸休憩所(北の丸レストハウス)」は、森林公園として親しまれる北の丸公園内の休憩施設。
主に皇居外苑を訪れる人々に向けた憩いの場で、ホワイトとグリーンのデザインが穏やかな雰囲気を演出している。
屋内の84席に加えて、24席のテラス席も用意し、日差しが強い季節やペット同伴でも楽しめる。
また、併設されたカフェ「CAFÉ33」の存在も見逃せない。
地元食材を積極的に使った自家製サンドイッチやピッツァ、オリジナルノンアルコールビールなどの多彩なメニューが並び、自然の中でリフレッシュできる。

3. 和田倉無料休憩所
「和田倉無料休憩所」は、皇居外苑内、和田倉噴水公園の東側に位置する休憩施設で、2015年にリニューアルオープンした。
施設内は木を基調にした安らげる空間で、全面ガラス張りの室内からは噴水や流水施設の景観を楽しめる。
奥には皇室・皇居外苑に関する展示物のほか、公園の全体図や見どころスポットなどのアーカイブパネルがあり、様々な情報が手に入る。
また、開放的なテラス席では木々の緑と水の音を感じながら、心地よい風に打たれる観光客も多い。
飲食物の持ち込みが可能(アルコール類を除く)なので、散策の合間に憩いのひとときを過ごすのにもぴったりだ。

通常は入れないスポットへ足を運べる「皇居一般参観」
「皇居一般参観」は、皇居内の一部エリアを見学できる宮内庁による無料のガイドツアー。
参観コースは約2.2kmで皇居正門や宮殿前広場、伏見櫓など、通常は立ち入れない場所を巡れる貴重な機会だ。
二重橋越しの上に広がる宮殿の景観や歴史的建築の重厚な佇まいをはじめ、見どころ満載のプログラムになっている。
日本人だけでなく、訪日観光客にも人気の文化体験なので、スケジュールが合えばぜひ参加してほしい。
- 集合場所
- 桔梗門前
- スケジュール
-
【午前の会】10時頃~11時15分頃
【午後の会】13時30分~14時45分頃
※どちらも30分前から受付開始 - 定員
- 事前申請:各回200人 / 当日受付:各回300人
- 休止日
-
・日曜日、月曜日、祝日(土曜日を除く)
・7月1日~9月30日の午後
・12月28日~翌年1月4日
・行事実施時、やむを得ない理由がある時 - 参観方法
-
【事前申請】
希望日の4日前までに公式ホームページで手続きを済ませて当日受付へ。もしくは、電話または窓口から希望日の7日前までに手続きを済ませて当日受付へ
【当日】
1時間前から桔梗門前で配布する整理券(先着順)を受け取り、当日受付を行う - 注意事項
-
・本人確認書類(パスポート・免許証など)が必要
・手荷物検査実施(大きな荷物は控えるかロッカーに預ける)
・途中で引き返し不可、係員の指示に従う
・暑さ対策、こまめな水分補給を行う
・歩きやすい靴と服装を推奨
・18歳未満の方は成年者の同伴が必要
皇居をより深く楽しめる「宮内庁参観音声ガイドアプリ」
宮内庁参観音声ガイドアプリは、皇居一般参観や皇居東御苑、京都御所などの見学者向けに提供されている公式アプリ。
日本語・英語・中国語・韓国語・フランス語・スペイン語の全6言語に対応。
各施設の概要・見どころを音声、写真、図、文字情報を通じて解説してくれる。
スマートフォン・タブレットで利用でき、App StoreやGoogle Playから無料でダウンロード可能。
GPS機能を活用し、現在地に基づいたスポットの案内や音声ガイドを提供するため、より深く皇居を楽しめる。
また、ユーザーの個人情報を収集せず、プライバシーもしっかり守られるので安心だ。
歴史および文化を深く理解しながら、皇居巡りを楽しめるので積極的に活用しよう。

観光プランに取り入れたい皇居の周辺観光スポット3選
日本の文化や歴史を感じられる、皇居周辺のお勧め観光スポットを3つ紹介する。
2つは各線東京駅より徒歩圏内とアクセスが良好なので、皇居と併せて巡ればより充実した時間を過ごせるはずだ。
もう1つは皇居から徒歩と電車で約25分とやや遠いため、内容・旅行プランとも照らし合わせて判断してほしい。
1. 三菱一号館美術館
東京駅から徒歩5分とアクセス至便の場所に立つ美術館。
印象的な赤煉瓦の建物は、上野博物館や鹿鳴館なども手掛けたイギリスの建築家・ジョサイア・コンドルが設計し、1894年に創建された「三菱一号館」を復元したもの。
19世紀末西洋美術を中心に、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、オディロン・ルドン、フェリックス・ヴァロットンなどの作品を収蔵。

2. 東京駅丸の内駅舎
明治41(1908)年3月に着工し、大正3(1914)年12月に開業した日本の玄関口・東京駅。
高さ30mを超える南北ふたつのドームの1・2階は、復原部分の重厚さを残しながら機能に見合った新たなデザインになった。
また、3・4階と天井は創建時の姿に復原された。8つの干支の彫刻や鷲のレリーフなど、見事なディテールも見逃せない。

3. 日比谷公園
1903年に開園した日本最古の西洋風公園。16ヘクタールの広い敷地には、木々や芝生、色鮮やかな花が咲き、ビジネス街の中の憩いの場として親しまれている。
日比谷公園の最大のシンボルは「大噴水」で、朝8時から夜9時まで、28分間周期で24景を楽しむことができる。

皇居周辺の人気飲食店3選
最後に皇居を訪れる前後のランチ・ディナーにぴったりな人気の飲食店を3カ所紹介する。
場所および料理のジャンルがすべて異なるので、シチュエーションや予算、好みに応じて選べるはずだ。
内容を参考のうえ、気になる飲食店にぜひ立ち寄ってほしい。
1. ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ
東京屈指のオフィス街として知られる丸の内エリアに位置する5つ星ホテル「ザ・ペニンシュラ東京」。
その地下1階にあるのが、ホームメイドのケーキやペストリー、オリジナルティーやギフトアイテムなどさまざまな商品を提供する「ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ」だ。
看板商品のマンゴープリンは、マンゴーの酸味と濃厚なココナッツソースとの絶妙な味わいが人気の逸品。

2. 日比谷松本楼 グリル&ガーデンテラス
明治36年(1903)、日本で初めての洋式公園として誕生した日比谷公園の設立と同時にオープンした老舗洋食店。
夏目漱石をはじめとする文豪や各界の要人など、多くの著名人にも愛されてきた格式高い名店だ。二度の焼失に遭いながらも再建し、今も絶やすことなくその歴史を守っている。
看板メニューはオープン当時からほとんど変わらないという「ハイカラビーフカレー」。

3. 東京會舘 銀座スカイラウンジ
有楽町駅目の前にある、歴史ある銀座のフレンチレストラン。フロアが円形で全ての席が窓に沿って配置されており、パノラマ感溢れる大きな窓から丸の内や銀座、東京駅方面の景色を眺めることができる。
創業から100年を越える東京會舘の本格フランス料理をいただけるほか、日本で昔から愛されてきた日本風の洋食メニューもあり、人気がある。

皇居に関するよくある質問
Q
皇居の参観には予約が必要ですか?
予約不要・無料(開始の1時間前に整理券配布)で参観できますが、定員に限りがあるので事前申請がお勧めです。※参観にはパスポート等の本人確認書類必須
Q
皇居には予約なしで観光できるエリアはありますか?
「皇居東御苑」・「皇居外苑」には予約なしで観光できますが、前者は原則として月曜日と金曜日は休園日なので注意しましょう。
まとめ
皇居は日本の歴史・文化・自然を一度に楽しめ、より深く知れる貴重な観光スポットだ。
各所からもアクセスしやすく、基本的に無料なので、気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイント。
この記事で紹介した見どころなどを参考に、ぜひ時間をかけて巡ってほしい。
東京旅行に役立つ、定番の観光スポットや厳選したショッピングスポット、お勧めの宿泊施設などをわかりやすくまとめた、こちらの記事も要チェックだ。