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東寺

東海道新幹線から見える五重塔は京都のシンボル。

4.07 2

更新 :

延歴13(794)年の平安京遷都の2年後に西寺とともに造られた寺院。西寺は平安時代末期に荒廃したが、東寺の建物は何度も焼失しながら再建が繰り返された。豊臣秀頼による金堂や、徳川家光による五重塔などが残り、いずれも国宝に指定されている。

金堂と講堂が中心となるこのエリアは拝観料が必要。入口の正面にある講堂は室町時代に再建されたもので、曼荼羅を構成するように平安時代から江戸時代にかけて作られた国宝や重文の21体の仏像がずらりと並ぶ。その奥にあるのが桃山時代の代表的建築、金堂。安置された薬師如来坐像なども、建物とほぼ同時期に造られたと考えられている。

ひょうたん池の奥にある五重塔は約55mもの高さを誇り、木造の塔としては日本で最も高い。宝物館は、毎年春と秋に特別公開される。平安時代に造られた巨大な千手観音菩薩像や、西寺にあったと伝わる地蔵菩薩などを公開。北大門を出てすぐのところには、南北朝時代の高僧、杲宝が開いた観智院もある。

ポイント

  • 講堂にずらりと歴史ある仏像が並ぶ立体曼荼羅。
  • ひょうたん池から見上げる日本一の五重塔は絶好の撮影スポット。
  • 空海の月命日となる毎月21日には弘法市が開かれる。
  • 春と秋に行われる宝物館の特別公開では、毎回違ったテーマに沿った展示が行われる。
  • 宮本武蔵が描いたと伝わる観智院の襖絵も。

写真

  • 春の桜と秋の紅葉の時期にはライトアップされ、金堂・講堂の夜間特別拝観も行われる

    春の桜と秋の紅葉の時期にはライトアップされ、金堂・講堂の夜間特別拝観も行われる

  • ひょうたん池から眺める五重塔

    ひょうたん池から眺める五重塔

  • 豊臣秀頼により再建された金堂は桃山時代の代表的な建物

    豊臣秀頼により再建された金堂は桃山時代の代表的な建物

  • 東寺塔頭、観智院の客殿は建物自体が国宝となっている

    東寺塔頭、観智院の客殿は建物自体が国宝となっている

  • 露店が立ち並ぶ毎月21日の弘法市

    露店が立ち並ぶ毎月21日の弘法市

口コミ

2
  • 柯銘傑

    每月21日固定做法會時都會有市集,吃的穿的用的都有很有趣,從京都車站走過來也才十多分鐘。

  • Ken 蘇

    京都那麼多的寺廟當中,東寺內國寶文物非常多,每年還會兩次展出給人參觀。

合わせて読む

基本情報

日本語名称
東寺(教王護国寺)
郵便番号
601-8473
住所
京都府京都市南区九条町1
電話
075-691-3325
定休日
無休(宝物館は3/20~5/25、9/20~11/25のみ公開)
拝観時間
金堂・講堂: 8:00〜17:00(最終入場16:30)
宝物館・観智院: 9:00〜17:00(最終入場16:30)
料金
大人800円、中学生以下500円(金堂、講堂、観智院の共通券)
※特別公開時やライトアップ時の夜間特別拝観時は料金が異なるため公式サイトを参照。
アクセス
1)近鉄「東寺」駅から徒歩約10分
2)JR「京都」駅八条口から徒歩約15分
3)JR「京都」駅八条口からバス16系統で所要約5分、19、71系統で所要約10分、「東寺東門前」下車すぐ
4)阪急「大宮」駅からバス17、71、207系統で所要約15分、「東寺東門前」下車すぐ
5)京阪「祇園四条」駅からバス207系統で所要約20分、「東寺東門前」下車すぐ
クレジットカード
使用不可
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