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小倉山 二尊院

百人一首にも登場する小倉山の麓に佇む、天皇ゆかりの由緒ある寺。

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承和年間(834〜848年)に開創し、嵯峨天皇、土御門天皇、後土御門天皇、後嵯峨天皇、亀山天皇の分骨を納めると伝わる三帝陵や、法然上人ゆかりの寺としても知られる。

本尊の遣迎二尊像は重要文化財に指定されており、鎌倉時代中頃に春日仏師によって作られたと伝わる。2016年に約350年ぶりの平成の大改修が行われた本堂の中央に安置され、右に釈迦如来像、左に阿弥陀如来像を拝観できる。

約5万坪の境内には、本堂、勅使門(唐門)、総門、八社宮、湛空廟、鐘楼などの伽藍があり、総門は1613年、伏見城にあった薬医門を角倉了以が移築・寄進したもので、室町時代の建築物として京都市指定文化財に指定されている。また、天皇の使いだけが通れた門の勅使門も一見の価値ありだ。ほかに、伊勢神宮・松尾大社・愛宕神社・石清水八幡宮熱田神宮・日吉神社・八坂神社北野天満宮の八社を祀る八社宮や、九頭龍大神・宇賀神を祀る弁天堂などもある。

参道は紅葉の名所として知られ、約100メートルの間にモミジとサクラが交互に植栽され、秋には真っ赤に染まった光景を楽しめる。書院の奥にある茶室「御園亭」は、後水尾天皇の第六皇女の賀子内親王の御化粧之間が二尊院に移築されたもので、春秋の一定期間に利用できる。 
※「御園亭」利用の際は確認が必要。

ポイント

  • 本尊の釈迦如来像、阿弥陀如来像は重要文化財。
  • 約5万坪の境内には京都市指定文化財に指定された伽藍や八社宮や弁天堂などがある。
  • 参道は紅葉の名所でも知られる。
  • 茶室「御園亭」は春秋の一定期間に公開され、利用できる(利用の際は確認が必要)。

写真

  • 三門から境内へと続く参道は、四季折々の表情を見せる

    三門から境内へと続く参道は、四季折々の表情を見せる

  • 右が釈迦如来像、左が阿弥陀如来像

    右が釈迦如来像、左が阿弥陀如来像

  • 春と秋のみ利用できる茶室「御園亭」。美しい庭に癒される

    春と秋のみ利用できる茶室「御園亭」。美しい庭に癒される

口コミ

1
  • Sharon Liu

    正門就是參道~,稱為紅葉馬場⋯是觀賞紅葉的名勝景點。 春天藍色的紅葉和櫻花盛開相互閃耀著🎊

基本情報

日本語名称
小倉山 二尊院
郵便番号
616-8425
住所
京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
電話
075-861-0687
定休日
参拝自由
時間
9:00~16:30 (受付終了)
料金
大人(中学生以上)500円、小人(小学生以下)無料
アクセス
1)市バス「嵯峨釈迦堂前」バス停下車、徒歩約10分
2)京福嵐山線「嵐山」駅から徒歩約15分
3)JR山陰線「嵯峨嵐山」駅から徒歩約19分
公式サイト
公式サイト(日本語)