錦市場は、日本の商店街と木津市場や近江町市場のような伝統市場を融合させたような印象。通りには店が非常に密集していて、京漬物、豆腐、玉子焼き、海鮮、乾物から、和菓子や抹茶スイーツまでそろっている。ただ、現在は錦市場も公式に食べ歩きをしないよう呼びかけており、購入後は店先か店内の指定スペースで食べるのがよい。
ただ実際に歩いてみると、座って店内で食べられる店はそれほど多くないので、少しお腹を満たしてから来るといいかも。ここは軽食をつまむのに向いていて、あとは買ってホテルで食べるものが多い。今回、玉子焼きも一軒で買ってみた。かなり期待していたけれど、食べ終えてみると、自分はやっぱり関東風の味に慣れているらしい。後で調べて初めて、関西風の玉子焼きはだしの風味が中心で、味が比較的あっさりしていると知った。自分にはやはり、関東風の甘めで味がはっきりしたもののほうが口に合う。もう一つ面白かったのは、市場でよく見かける、うずらの卵が入った小ダコ。小ダコを丸ごと使い、中にうずらの卵が入っていて、見た目がとてもユニーク。ここで初めて食べたので、かなり印象に残る軽食だった。
錦市場の東端まで歩くと、錦天満宮がある。この神社の主祭神は菅原道真で、ほかの天満宮と同じく学問と知恵の神様として知られ、とても人気がある。何しろ、学問や知恵を授かりたいと思わない人はいないだろう。境内には地下約30数メートルから湧き出る「錦の水」もある。市場を端まで歩いた後、そのまま立ち寄って参拝できて便利。
錦天満宮の隣には、来るたびに必ず立ち寄る田丸印房新京極店もある。こちらの「京うふふスタンプ」には約1,000種類の図柄があり、和風の模様や京都を題材にしたものから、面白い文字のスタンプまでそろっている。手帳やスタンプが好きな人には、本当に財布のひもが緩みやすい場所。確かに値段は安くないけれど、印面のデザインも作りの品質もよく、個人的には価格に見合う品質だと思う。
































