パワースポット巡りで心身を充実させよう!三重の定番観光スポット30選
日本屈指のパワースポットである伊勢神宮や世界遺産に登録されている巡礼の道・熊野古道など、霊験あらたかなスポットが多い三重県。
海と山に囲まれた風光明媚な景色にも心が癒されること間違いなし。
海山の幸を使った、絶品グルメも楽しめる。
心と身体のパワーを充電する旅をしに、三重に訪れてみてはいかがだろうか。
三重ってどんなところ?
日本の中心部に位置する三重県。
約1000kmにもおよぶ海岸線を擁し、2016年G7が開催された伊勢志摩サミットの地としても知られている。
日本最古の歴史書である「古事記」や「日本書紀」で、「美し国(うましくに)」と表現されているように、海・山・川に恵まれた、心満たされる美しい景観も魅力の一つだ。
それだけでなく、三重は日本で最も有名なブランド牛「松坂牛」や伊勢海老やハマグリ、赤福餅など、食べ物が美味しいことでも有名。
日本屈指のパワースポット「伊勢神宮」もあり、400年ほど前から全国各地より参拝客が訪れている。
美味しいものを食べ、美しい自然の景色と霊験あらたかなスポットで心のパワーを充電する旅へ出かけてみてはいかがだろうか。
三重のおすすめの観光シーズンは?
四季を通じて、美しい自然の景観が楽しめる三重。
ベストシーズンは、伊勢神宮に初詣ができ、旬の魚介グルメが食べられる1月。
寒さが苦手な方は爽やかな気候の中で、美しい紅葉が見れる9月から10月がお勧めだ。
三重の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
三重への移動方法は?
三重県は空港がないため、名古屋・大阪・京都といった大都市を経由して向かおう。
東京駅からは、新幹線で名古屋駅まで移動し、JR路線または近鉄特急へ乗り換えれば、約3時間20分で到着。
大阪難波駅からは、近鉄特急で約1時間40分。
駅弁や電車の窓からの風景を楽しみつつ、三重へ移動しよう。
三重観光の主要交通手段
三重の観光は電車とタクシーをうまく活用すれば、快適に移動できる。
バスやレンタカーも充実しているため、電車だけでなく車による移動を念頭に観光プランを立ててほしい。
パワースポットが充実!三重の定番観光スポット21選
三重といえば、約2000年もの歴史を持つ伊勢神宮と世界遺産の熊野古道を思い浮かべる方がほとんどだろう。
ただ、それ以外にも美しい自然景観や歴史ある神社は数多く、パワースポットが充実している。
三重の魅力的な観光スポットの中でも、ぜひ訪れてほしい定番観光スポットを紹介しよう。
1. なばなの里
広大な園内に季節の花々が咲き誇るテーマパーク。
近年最も注目を集めているのが、毎年秋から春頃まで開催される「なばなの里イルミネーション」。
テーマは年度によって異なるが、世界最高峰のプログラミング技術と最新LED電球を使用したイルミネーションは見るものを魅了する。
2. 伊勢神宮
「お伊勢さん」として親しまれ、通常「伊勢神宮」と呼ばれるが、正式には「神宮」という。
神宮には、皇室の御祖神とされる天照大御神を祀る内宮(皇大神宮)と、衣食住や産業の守護神を祀る外宮(豊受大神宮)のほか、別宮、末社、所管社など、合わせて125もの宮社がある。
社殿はヒノキでできた日本古来の建築様式「神明造」で、2つの正宮と14の別宮では20年に一度、社殿を建て替え御神体を遷す式年遷宮が行われる。
3. 鳥羽水族館
1955年に開館した歴史ある水族館で、開館時には50ほどだった飼育種が、2013年には1200種を超え日本一となった。
日本で唯一ジュゴンを飼育する水族館でもあり、ショーや展示施設も充実している。
アフリカマナティーの飼育展示や水中にある透明チューブをウォーキングできる「海獣の王国」のほか、「伊勢志摩の海・日本の海」のコーナーではスナメリの愛らしい姿に会うこともできる。
4. ナガシマスパーランド
日本屈指の大迫力のアトラクションを備える国内最大級の遊園地。
最も人気なのが、世界最高峰のハイブリッドコースター「白鯨(HAKUGEI)」。
高さ55mの頂上から傾斜角度80度、最高速度時速107kmで一気に駆け抜けるというド迫力!まさに獰猛な白鯨がまるで荒波を越えるかのようなスリル!
5. 鈴鹿サーキット
F1日本グランプリ、鈴鹿8耐など、数々のレースで知られる鈴鹿サーキット。
国際レーシングコース以外に、遊園地やホテル、レストランもあり、テーマパークとしても楽しめる。
6. 志摩スペイン村
アトラクションやパレード、ショーなどを楽しむことができるテーマパーク。
スペインをテーマにしたものが多く、本格的なフラメンコショーも見どころのひとつ。
園内には写真映えするスポットが数多くあり、日常とは違う特別な一枚を撮影できる。
7. おはらい町 おかげ横丁
伊勢神宮の内宮、鳥居前には「おはらい町」と呼ばれる門前町のような通りがあり、毎年たくさんの参拝客でにぎわう。
この町には、江戸時代から明治の初めまで、たくさんの御師(おんし)と呼ばれる人々が居を構え、自分たちの抱える参拝者に神楽をあげていたことから、「おはらい町」と呼ばれるようになったといわれている。
8. 猿田彦神社
物事がはじまる時に出現し、すべてをよい方向に導いてくれるという神様、猿田彦大神を祀っている。
伊勢神宮との関係も深く、猿田彦大神の裔である大田命が、伊勢神宮内宮の地として、五十鈴川の川上を勧めた。
猿田彦大神・大田命の直系の子孫である宇治土公宮司家は、神宮で特別な職について式年遷宮でも重要な役割を果たした。
9. 神明神社(石神さん)
参道を抜けた奥、閑静な森の中にたたずむ「神明神社」は、相差の氏神様で、天照御大神を祀っている。
神社の隣には、楠の枯れた古木があり、「長寿を守る」神木として崇められている。
中は洞穴になっており、戦いに敗れた源氏の兵士がこの楠の洞穴に身をおいたとも伝えられる。
10. 御在所ロープウエイ
標高400mの御在所岳山麓にある湯の山温泉駅から、標高1180mの山上公園駅までを15分で結ぶ。
ゴンドラからは伊勢湾を一望でき、山上駅にある展望レストランでは食事もできる。
山上公園の整備された散策路を使えば、標高1212mの御在所岳山頂までの散策も手軽。もっと簡単に山頂まで行きたい場合には、スキーに使われる1人用の観光リフトも利用可能。
11. 熊野古道
熊野古道とは、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、那智山青岸渡寺
の総称)へと続く参詣道で、熊野信仰が高まると皇族らがこの道を使って熊野詣を行い、その流れはいつしか庶民にも広がったという。
12. ミキモト真珠島
1893年、御木本幸吉により世界初の真珠の養殖に成功した島。
島内では、真珠博物館や御木本幸吉記念館、海女さんの潜水実演などを見学できる。
真珠博物館には、天然真珠時代のアンティークジュエリーや真珠を使った美術工芸品展示のほか、実物や標本、映像などを駆使して、真珠ができる仕組みなどを専門スタッフが解説してくれるコーナーもある。
13. 伊賀流忍者博物館
前身は1964年に開館した伊賀流忍者屋敷。
現在は、伊賀流忍者博物館として、忍者屋敷以外にも全国の忍者・忍術関連の古文献なども収蔵しており、体験館や伝承館などもある。
14. 英虞湾
リアス海岸として知られ、湾内には大小さまざまな60もの島が浮かぶ。
地元で「アオサ」と呼ばれる青海苔の産地でもある。伊勢志摩サミットの会場となった賢島は、橋で本州と繋がっているため、比較的アクセスがよく、眺望に優れたホテルもある。
15. 伊勢河崎の町並み
伊勢神宮北東に位置する河崎は、江戸時代からお伊勢参りに来る人たちの物資を供給する「伊勢の台所」として栄えた町。
伊勢市を流れる勢田川の中流に広がっており、水害に伴う河川改修工事でなくなってしまった町家や蔵もあるが、今も歴史ある町並みが続く。
勢田川と並行して走る河崎本通り沿いには、切妻屋根の町家や蔵が並ぶ。
この通りを中心に、カフェや伊勢うどんを食べられる店、雑貨店などに立ち寄りながら散策するのが楽しい。
16. 伊勢シーパラダイス
「伊勢シーパラダイス」は大小2つの岩が海に浮かぶ「夫婦岩」の近くにある伊勢市の水族館。海獣や魚など、さまざまな海の生き物たちとの「距離感ゼロ」のふれあいが人気の施設だ。
17. 夫婦岩
二見浦の海岸に高さ9mの男岩、高さ4mの女岩の2つの岩が仲良く並ぶ風景で有名。
「夫婦円満」の象徴とされており、良縁を願う女性やカップルも多く訪れるパワースポットでもある。
沖合700mの海中に鎮まる興玉神石と日の出を遙拝する鳥居とみなされており、古来より信仰を集めてきた。夫婦岩は二見興玉神社の参道から見ることが可能。
18. 二見興玉神社
御祭神に猿田彦大神を祀り、縁結びや夫婦円満、交通安全などにご利益があるとされる神社。
参道からは「夫婦岩」と呼ばれる高さ9mの男岩、高さ4mの女岩の2つの岩が仲良く並ぶ風景を見られる。
19. 湯の山温泉
御在所岳の山麓に広がる自然豊かな温泉地。渓谷を流れる三滝川沿いに旅館やホテルが点在し、周辺エリアの観光拠点として賑わいを見せる。
開湯は奈良時代の718年と古く、鹿が傷を癒したという伝説から「鹿の湯」の名でも呼ばれている。
20. 赤目四十八滝
名張市赤目町に流れる滝川。その上流には渓谷に沿っていくつもの滝が集まり「赤目四十八滝」と呼ばれている。
古くから霊地として知られ、僧侶や忍者が修行の地として利用してきた歴史を持つパワースポットだ。
21. 横山展望台
標高140mの横山に設置された展望台で、大小60もの島々が浮かぶ美しい海岸線を眺められる。
2018年にリニューアルし、モダンな雰囲気の展望テラスがオープン。
展望テラスにある「横山天空カフェテラス ミラドール志摩」では、ドリンクやフードをテイクアウトスタイルで提供しており、里海の絶景を眺めながらのんびりできる。
地域の食材を使った料理を楽しもう!三重の人気飲食店3選
ブランド牛「松坂牛」や伊勢海老をはじめとする、美味しい食材でも有名な三重。
せっかく三重を観光するなら、地域の食材を使ったご当地グルメも味わってほしい。
1. すし久
さまざまな飲食店や土産物店が軒を連ねる伊勢神宮の門前町「おかげ横丁」に立地。
初代の森田久三が江戸時代の天保年間(1830-1844)に寿司店を開いたのが始まりで、その後料理旅館を営むほど発展した。
現在のすし久は、平成元年(1989)に復元改装されたもの。
2. ふくすけ
伊勢神宮・内宮前の賑やかな通り「おはらい町」の中ほど、「おかげ横丁」にあるうどん店。お伊勢参りに欠かせない味として昔から愛されてきた名物・伊勢うどんを提供する。
伊勢うどんの特徴といえば、太くて柔らかい麺と濃いタレ。
「ふくすけ」の伊勢うどんもその伝統に忠実に、柔らかくもっちりとした食感の太麺を使用。
3. 豚捨 本店
創業から110余年続く和牛専門の老舗。伊勢近郊の専属契約農家で丹精込めて飼育された未経産黒毛和牛のみを販売。
こだわり抜いた安全な自家配合飼料で、とことん肉の質にこだわって育てるため、サシが見事で味わい豊かな肉が出来上がると評判。
豚捨の名物として広く知られるコロッケは、おかげ横丁店でテイクアウト販売を開始してからまたたく間に人気に。黒毛和牛のミンチを贅沢に使用した精肉店ならではのおいしさで、上質な伊勢肉の風味を手軽に楽しめる。
地域の魅力を発見できる!三重のショッピングスポット3選
地域の魅力を伝えているショッピングスポットが多く、買い物を通して三重の魅力を発見できるはず。
三重でショッピングを楽しむなら、ぜひ訪れてほしいショッピングスポットを厳選して紹介しよう。
1. 三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島
2002年にオープンした「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」。
約300店舗が集結した日本最大級の規模を誇るアウトレットモールとして人気を集めている。
ニューオリンズの街並みをイメージした2階建ての建物の中には、憧れのラグジュアリーブランドをはじめ国内外の有名メーカーやセレクトショップが集結する。
2. 伊勢夫婦岩めおと横丁
“距離感ゼロ”の展示方法で人気の水族館「伊勢シーパラダイス」に併設する伊勢志摩最大級の屋内型ショッピング施設。
夫婦円満や恋愛成就など良縁のパワースポットとして知られる「夫婦岩」への参道にあたり、年間を通じて多くの観光客が訪れる。
3. D&DEPARTMENT MIE by VISON
地域のロングライフデザインを掘り起こし、その土地ならではの魅力を伝えるコミュニティショップかつネットワークプロジェクト「D&DEPARTMENT」。
現在は国内9店舗、海外3店舗を展開し、その土地ごとの魅力を伝えている。
上質なリゾートホテルで寛ごう!三重の宿泊施設3選
パワースポットが充実している三重には、上質なリゾート施設も集まっている。
パワースポット巡りで心の充電をしたら、リゾートホテルで寛いで身体のパワーも充電しよう。
1. NEMU RESORT
伊勢志摩国立公園内にある「NEMU RESORT」は、海と緑に囲まれた豊かな自然の中で時にアクティブに、時にゆったりと滞在を楽しめる複合リゾート施設だ。
広大な敷地のリゾートには爽快なシーサイドゴルフを楽しめる「NEMU GOLF CLUB」をはじめ、ガーデンプールやマリンクルーズなど多彩なアクティビティが揃う。
2. アマネム
英虞湾に面した丘陵地にひっそりと佇む「アマネム」は、世界的なラグジュアリーホテルリゾート「アマン」において初となる、温泉を有する施設。24室のスイート及び8室のヴィラすべての内湯に温泉が導入されており、部屋にいながらにして温泉を楽しむことができる。
3. 志摩地中海村
地中海のリゾートをイメージした白い町並みと英虞湾の絶景が楽しめる広大なリゾート施設。
33,000㎡もの敷地内には、ギリシャのミコノス島やスペインのメルカ島などの街並みを再現した「ミコルカゾーン」や、エキゾチックな「アルハンブラゾーン」、乾いた大地がどこまでも続く山岳的な雰囲気をまとったスペイン中部の街をイメージした「カスティーリャゾーン」、イタリア本島西側に浮かぶ地中海の島を模した「サルジニアゾーン」、明るく華やいだムードの「アンダルシアゾーン」など、エリアごとに異なった表情を見せる。