雄大な自然景観に圧倒される!九州で人気の絶景スポット21選
多様な自然環境が産み出す、雄大な絶景スポットが点在する九州。
どの県に行くか迷っている方向けに、九州全体と各県ごとに、人気の絶景スポットを3つずつ厳選してご紹介。
この記事で紹介するスポットを訪れれば、九州の絶景を満喫できるだろう。
九州ってどんなところ?
日本列島の南西端に位置する九州。
九州は、福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島の7つの県から成る。
どの県も海・山・川と豊かな自然に恵まれ、四季折々の景色が楽しめる。
阿蘇山や雲仙普賢岳、桜島など多くの火山も有し、現在も噴火を続ける活火山もある。
九州は8つの空港があるため、主要都市や海外からのアクセスも抜群だ。
多様な自然景観が楽しめる!九州で人気の絶景スポット3選
多様な自然環境に恵まれた九州には、絶景スポットが多い。
絶景天国・九州全域の中から、人気が高い絶景スポットを3つに厳選してご紹介。
気になる絶景スポットが見つかったら、そのスポットがある県を中心に、観光プランを作ってみよう。
1. 稲佐山展望台(長崎県)
標高333m、長崎市内の中心にある稲佐山の頂上にたたずむ。カフェやレストランを備える展望台からは、長崎湾の周辺はもとより遥か向こうに雲仙・天草・五島列島も見渡すことができる。
2. 高千穂峡(宮崎県)
阿蘇山の噴火で流れ出した溶岩を五ヶ瀬川が数万年かけて浸食して出来たV字峡谷。
高いところで100m、平均80mにも達する断崖が7㎞に渡って続く景観は見事。
国の名勝、天然記念物に指定されている。
3. 浜野浦の棚田(佐賀県)
浜野浦海岸に流れ込む、全長約2kmの浜野浦川によって形成された浸食谷に広がる「浜野浦の棚田」。
自然の描くカーブに沿って283枚の田んぼが幾重にも重なり、“千枚田”、“段々畑”などとも呼ばれている。
美しい自然景観を見ながら散策しよう!福岡で人気の絶景スポット3選
ここからは九州の各県ごとに、人気の絶景スポットをご紹介。
まずは、九州の北端に位置する「福岡県」の絶景スポットから紹介していこう。
九州では緑豊かな山々や渓谷など、美しい自然の風景を満喫できる。
また、九州最大の都市である福岡市を有し、自然と都会の魅力が調和した風景も魅力的だ。
美しい夜景が見られる展望台や、自然公園が点在する福岡の絶景スポットをご紹介。
1. 皿倉山
北九州市街地が一望できるパノラマ展望台。
標高622mの山頂にある展望台へは、ケーブルカーとスロープカーを乗り継いで登る。
ケーブルカーは山麓駅から山上駅まで全長1100m、標高差440mと西日本最長級。
全面ガラス張りの車窓からは、時間によって刻々と変化する見事な景色が楽しめる。
2. 桜井二見ヶ浦
3. のこのしまアイランドパーク
博多湾に浮かぶ周囲12kmの小さな島「能古島」。
福岡市西区にある姪浜渡船場から船に乗って10分で行ける身近なリゾートアイランドで、憩いを求めて多くの人が訪れる。
人々が目的地とするのが「のこのしまアイランドパーク」。人々が目的地とするのが「のこのしまアイランドパーク」。15万平方メートルもの園内には、春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモス、冬は水仙など、季節ごとに美しい風景を楽しませてくれる花畑が広がる。
四季折々の絶景が魅力!佐賀で人気の絶景スポット3選
九州北西部に位置し、日本海と有明海に面する佐賀県。
海と山の四季折々の絶景や、のんびりとした田園風景が楽しめる。
入江に面した美しい浜野浦の棚田や、日本三大松原の虹の松原など、豊かな自然が作り出す絶景を満喫しよう。
1. 浜野浦の棚田
浜野浦海岸に流れ込む、全長約2kmの浜野浦川によって形成された浸食谷に広がる「浜野浦の棚田」。
自然の描くカーブに沿って283枚の田んぼが幾重にも重なり、“千枚田”、“段々畑”などとも呼ばれている。
2. 虹の松原
唐津湾沿いに広がる虹の弧のように連なる松原で、国の特別名勝に指定。
17世紀のはじめに、唐津藩初代藩主・寺沢広高が、防風・防潮林として植林したのが始まりで、全長約4.5km、幅約500mにわたって約100万本のクロマツが群生している。
今では、三保の松原、気比の松原とともに日本三大松原の一つに数えられている。
3. 御船山楽園
武雄のシンボルでもある御船山の断崖を借景に、鍋島藩の第28代武雄領主・鍋島茂義が3年の歳月をかけて弘化2(1845)年に築いた庭園。
大きな池のある池泉回遊式庭園で、東京ドーム約10個分、約15万坪の広大な敷地を誇る。
離島を見る絶景と離島で見る絶景を楽しもう!長崎で人気の絶景スポット3選
九州南西部に位置する長崎県。
日本の中で離島の数が最も多く、自然豊かな島々は絶景スポットの宝庫だ。
その中でも、世界文化遺産・軍艦島の上陸ツアーは外せない。
海の絶景とショッピングを楽しめる複合施設など、リゾート地ならではの魅力が詰まっているスポットも。
1. 稲佐山展望台
標高333m、長崎市内の中心にある稲佐山の頂上にたたずむ。
カフェやレストランを備える展望台からは、長崎湾の周辺はもとより遥か向こうに雲仙・天草・五島列島も見渡すことができる。
2. 端島(軍艦島)
端島、通称「軍艦島」は、長崎港から約18kmの海上にある無人島。
島の周囲がコンクリートの岸壁で覆われ、高層アパートが建ち並ぶその外観が軍艦「土佐」に似ていることから「軍艦島」と呼ばれている。
3. 九十九島パールシーリゾート
九十九島(くじゅうくしま)は複雑に入り組んだリアス海岸と208の島々からなる海域。
九十九とは数えきれないほどたくさんという意味の例え言葉のこと。
九十九島パールシーリゾートはその玄関口にあり、遊覧船やマリンレジャー、水族館、動物園などが楽しめる複合施設だ。
阿蘇山に圧倒される!熊本で人気の絶景スポット3選
九州のほぼ真ん中に位置する熊本県。
熊本のシンボル・阿蘇の雄大な山々が連なる景観は見逃せない。
一面に広がる若草色の草原や大迫力の噴火口など、阿蘇ならではのダイナミックな景観を楽しめる絶景スポットをご紹介。
1. 草千里ケ浜
阿蘇山の中核をなす阿蘇五岳のひとつ、烏帽子岳の北麗に広がる大草原。
古来多くの歌人や詩人に詠まれ、教科書でも取り上げられていることから、「阿蘇」といえばこの草千里ヶ浜を思い浮かべる人も多いに違いない。
2. 大観峰
阿蘇山は、約27~9万年前にかけて4回の巨大噴火で陥没した凹地(カルデラ)の中に、阿蘇五岳などの火山が発達した火山群の総称。
カルデラ内部には鉄道が走り、阿蘇市、高森町、南阿蘇村の3つの自治体に約5万人が生活する世界最大級の火山地域だ。
3. 阿蘇中岳火口
阿蘇山の中央にある中岳(1506m)は現在も活発な活動を続ける火山で、激しく噴煙を上げる火口の様子を間近に見ることができる。
7つ並ぶ中岳の火口のうち、現在活動中で見ることができるのは第1火口で、周囲約4kmの巨大な噴火口の近くまで行くことができる。
紅葉シーズンの観光なら大分で決まり!大分で人気の絶景スポット3選
九州地方の北東部に位置する大分県なら、紅葉が楽しめる絶景スポットがお勧めだ。
金鱗湖や九重夢大吊橋に広がる紅葉は壮観。
もちろん、大分で楽しめる絶景は紅葉だけではない。
世界的に珍しい水中鍾乳洞では、自然の芸術を堪能できる。
1. 稲積水中鍾乳洞
3億年前の古生代に形成された鍾乳洞が、30万年前の阿蘇火山大噴火により水没したことによって形成された世界的にも珍しい水中鍾乳洞。
全長約1kmは水中鍾乳洞としては日本最長で、現在も調査が続いている。
2. 九重夢大吊橋
くじゅう連山の麓、熊本県との県境付近に位置する標高777mの九酔渓に架かる観光用の大きなつり橋。
高さは、歩いて渡れるつり橋としては日本一の173mで、長さは390m。橋の上からは周囲に広がる渓谷の景色を満喫でき、スリル満点のビュースポットとして人気を集めている。
3. 金鱗湖
金鱗湖は温泉地として知られる由布院の、人気観光スポットの一つ。
由布岳の下にある池なので、「岳下の池」と呼ばれていたが、1884年に、儒学者・毛利空桑が、湖で泳ぐ魚の鱗が夕日で金色に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けたといわれている。
神秘的な絶景を楽しもう!宮崎で人気の絶景スポット3選
九州南東部に位置する宮崎県。
神話が書かれた日本最古の歴史書の舞台にもなっている宮崎では、神秘的な景観が楽しめる。
神々しいとさえ思える絶景を、宮崎で体感してほしい。
1. 高千穂峡
阿蘇山の噴火で流れ出した溶岩を五ヶ瀬川が数万年かけて浸食して出来たV字峡谷。
高いところで100m、平均80mにも達する断崖が7㎞に渡って続く景観は見事。
国の名勝、天然記念物に指定されている。
2. 綾の照葉大吊橋
綾町は2012年、ユネスコのエコパークに登録。大規模な照葉樹林が残されていることや日本固有種が多いこと、自然との共存に配慮した地域振興策が行われていることなどが登録の理由だ。
九州中央山地国定公園内にも含まれる照葉大吊橋は、歩く吊り橋としては世界最大級。綾川渓谷の自然を体いっぱいで楽しむことができる。
3. 鵜戸神宮
海に面した断崖絶壁の洞窟内にある珍しい神社。安産・育児・縁結び・漁業・航海のご利益があると伝わる。
鵜戸神宮を中心とする鵜戸地区一帯は国の名勝に指定されている。
自然が産み出す雄大な景観が魅力!鹿児島で人気の絶景スポット3選
1. 屋久島
児島県佐多岬の南南西約60kmの位置にある屋久島。
1993年に世界自然遺産に登録されている。
「洋上アルプス」とも称される。亜熱帯の気候なので、海岸近くの平地は暖かいが、山は雪が降ることもあるほど気温が低い。
2. 桜島
桜島は錦江湾に浮かぶ複合火山。
霧島錦江湾国立公園に指定されており、鹿児島のシンボルとなっている。
桜島は約26000年前に誕生し、17回の大噴火を繰り返してきた。以前はその名の通り「島」だったが、1914年の大正噴火で流れた溶岩によって海峡が埋め立てられ、大隅半島の一部となった。
3. 仙巌園
仙巌園は1658年、島津光久により島津家別邸として作られた日本庭園。50,000平方メートルの敷地面積を誇る。
桜島を築山に、錦江湾を池に見立てるなど、鹿児島の雄大な景色を利用した「借景式庭園」である。
まとめ
海・山・川、そして活火山まで有する九州。
多様な自然環境に恵まれており、様々な自然景観が楽しめる。
九州に訪れる予定がある方は、この記事を参考に絶景を巡る観光プランを作って、九州を満喫しよう。