雄大な自然景観と文化的景観を楽しめる!愛媛の定番観光スポット15選
愛媛を観光するなら、歴史あるお城と雄大な自然の景観は外せない。
歴史的な建物や重要文化財が多く点在する観光スポットから、瀬戸内海の自然も満喫できるスポットまで、いろんな楽しみ方ができる。
また、日本最古の温泉と伝わる道後温泉も人気の観光スポットだ。
魅力あふれる愛媛観光で必ず訪れて欲しい、観光スポットや宿泊施設・グルメ・ショッピングエリアをご紹介。
愛媛ってどんなところ?
四国の北西側に位置する愛媛県。
東洋の地中海と呼ばれる海と西日本最高峰の石鎚山に連なる山々など、雄大な自然に恵まれている。
愛媛の雄大な自然景観を楽しみたいなら、本州と四国を結ぶ「しまなみ海道」がお勧め。
サイクリングしながら、愛媛の海と山を眺められる絶景スポットだ。
また、愛媛には歴史ある建造物や日本最古の温泉など、歴史が感じられる観光スポットも多い。
ランドマークでもある松山城や3000年もの歴史をもつ道後温泉を中心に、歴史的なスポット巡りも楽しめる。
愛媛を観光するなら、海の幸を活かした郷土料理も外せない。
郷土料理の中でも、特に有名な「鯛めし」は2種類の食べ方で楽しめる。
鯛を米と一緒に炊き込む食べ方と、鯛の刺身を独自のタレに漬け込みご飯にのせて茶漬けにする食べ方がある。
同じ鯛めしでも全く異なる二つの鯛めしも、ぜひ味わってほしい。
愛媛のおすすめの観光シーズンは?
年間を通じて様々な魅力を感じられる愛媛だが、桜の名所が多いため、春が最もお勧めの季節だ。
松山城では毎年4月に春の風物詩「松山春まつり」が開催され、桜を愛でに多くの人で賑わう。
たくさんの桜が咲き乱れる、道後公園の風景も外せない。
桜で彩られる春の愛媛を観光してみてはいかがだろうか。
愛媛の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
愛媛への移動方法は?
愛媛には松山空港があるため、同じく空港がある東京・ 大阪からは1時間程度で移動できる。
国際線もあるため、海外からもアクセスしやすい。
愛媛観光の主要交通手段
愛媛県内の交通網も充実している。
鉄道・路線バス・フェリーと様々な交通手段があるため、移動手段で不自由を感じることはないはずだ。
愛媛の歴史と自然を満喫!定番観光スポット7選
愛媛観光なら、重要文化財で難攻不落の城としても名高い松山城など、歴史を感じられるスポットは外せない。
本州と四国を結ぶ「しまなみ海道」では、美しい自然景観も楽しめる。
愛媛を訪れる際は、歴史と自然を満喫できる定番の観光スポットへ足を運んでみてほしい。
1. 松山城
松山市のシンボルになっており、難攻不落の城としても名高い松山城。
天守を含めて21もの重要文化財があり、天守や一ノ門、紫竹門といった見所も多い。
天守の内部には、貴重な資料も展示されている。
2. 宇和島城
築城の名手として知られる武将・藤堂高虎によって1601年に、標高80mの丘陵地に築かれた宇和島城。
その後1661年から約11年の歳月をかけて、当時の宇和島藩主伊達宗利が大改修を行った。現存12天守のうちの一つで、国の重要文化財にも指定される。
3. 大観覧車くるりん
直径45mで、地上から最高点までの高さは85mを誇る大観覧車「くるりん」。松山の新しいシンボルにもなっている。
日中は松山市内を一望でき、中心部にそびえ立つ松山城や、道後温泉の温泉旅館群、そして伊予灘を観覧車の中から眺めることが可能。
また夜にはイルミネーションを楽しむこともでき、観覧車からは市内の夜景も一望できる。
4. しまなみ海道
本州と四国を結ぶ約60kmの「しまなみ海道」。
広島県尾道市から愛媛県今治市までを結んでおり、瀬戸内海に浮かぶ6つの島々を橋で渡ることができる。
西瀬戸自動車道、生口島道路、大島道路からなる。
5. 坂の上の雲ミュージアム
松山出身の「秋山真之」、「秋山好古」、そして「正岡子規」の3人が主人公の司馬遼太郎著『坂の上の雲』。
この小説をテーマに建てられたのが坂の上の雲ミュージアムである。
地下1階、地上4階建てのミュージアムは、世界的建築家・安藤忠雄氏によるもので、松山城周辺の歴史や自然を意識して設計。
6. 石鎚山
山岳信仰の山として知られる日本七霊山の一つ、石鎚山。
西日本最高峰である天狗岳と石鎚神社山頂社のある弥山、そして南尖峰の一連の山々を総じて石鎚山と呼ばれ、経験豊富な登山好きやハイカー向けのルートから初心者にぴったりの道程まで、さまざまな登山コースが楽しめる。
7. 坊っちゃんカラクリ時計
道後温泉本館建設百周年記念事業として、1994年に市電「道後温泉」駅前の放生園につくられたカラクリ時計。朝8時から22時までの1時間ごと(土日祝、3・4・8・11月、ゴールデンウィーク、年末年始は30分ごと)にカラクリ時計の音にあわせて上演、道後温泉を訪れる人を華やかに出迎えてくれる。
移動中も自然景観と歴史を楽しめる!愛媛のお勧め交通機関2選
魅力的な観光スポットが多い愛媛では、移動中の景色も移動自体も楽しめる。
JR下灘駅から眺める伊予灘は絶景。
乗客が景色を楽しめるように、観光列車が数分停車するほどの美しい自然景観は見逃せない。
また、67年間に渡って活躍した蒸気機関車がモデルの列車は、電車に乗る体験をさらにワクワクさせてくれるはずだ。
1. JR下灘駅
ホームから雄大な伊予灘を見下ろせる、ロケーションがすばらしい駅。数々の映画やドラマのロケ地として登場してきたほか、JRのポスターなどにもしばしば起用されている。日中は日差しを受けた海面が光り美しい。さらに、夕日に照らされた海がオレンジ色に染まる光景は忘れがたいほどの絶景だ。
2. 坊っちゃん列車
坊っちゃん列車は、伊予鉄道開業から間も無い明治21年(1888年)から67年間に渡り活躍した蒸気機関車がモデルとして作られた。「坊っちゃん列車」という呼び方は、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の中で登場人物が利用したことから来ている。そのタイトルに「列車」が付き、そのまま人々に親しまれるようになった。
豊かな海で育った食材をいただく!愛媛の人気の飲食店3選
温暖な気候と豊かな自然に恵まれた愛媛には、魅力的な食材が多い。
そんな愛媛では、新鮮な海の幸を使った郷土料理がお勧め。
愛媛の郷土料理が楽しめる人気の飲食店を紹介しよう。
1. 真鯛らーめん 麺魚 松山本店
松山城近くの、ロープウェー商店街に店を構える「真鯛らーめん 麺魚 松山本店」。
もともとは、東京・錦糸町の本店から誕生した真鯛ラーメンのお店だが、愛媛県宇和島産の真鯛を使っている為、愛媛のご当地ラーメンとなるよう目指し、2020年11月にオープンしたお店だ。
2. 谷本蒲鉾店 道後店
谷本蒲鉾店は、1916年創業の老舗蒲鉾店。
人気商品は愛媛の素朴な土産品として定着している「じゃこ天」。
じゃこ天とは、近海で獲れる小魚を骨、皮ごとすり身にして、木枠で扁平状に形を整え、菜種油であげた「揚げかまぼこ」のこと。
骨、皮ごと原料とするため、カルシウム等の栄養分も豊富。ソフトな弾力と独特な風味、小骨のジャリっとしたくせになる食感。
3. 郷土料理 五志喜
1635年創業の歴史ある和食店。
新鮮な真鯛や伊予和牛、媛ポークなど、地元の食材をふんだんに使った郷土料理が楽しめる。
愛媛で買い物するならココ!定番ショッピングスポット3選
愛媛には数多くのショッピングスポットやショッピングエリアがある。
その中から四国最大級のショッピングモールと、愛媛の特産品やお土産選びが楽しめるショッピングスポットを厳選してご紹介。
1. いよてつ髙島屋
流行のファッションやデパ地下スイーツなど、旬なアイテムを取り揃えている「いよてつ髙島屋」。
本館と南館で構成され、本館は松山市駅と一体化した駅ビルとなっている。
2. エミフルMASAKI
愛媛県伊予郡松前町の大規模商業施設エミフルMASAKI。
ファッションから雑貨、グルメに映画館まで、個性豊かな200を超えるショップが揃う四国最大級のショッピングモール。
2020年秋から2021年春にかけての大規模リニューアルで人気店が加わり、新たな魅力が増えるなど、進化を続けている。
3. 道後商店街(道後ハイカラ通り)
道後温泉本館の建物に隣接し、「道後ハイカラ通り」の愛称で親しまれている道後商店街。伊予鉄道の路面電車の終点・道後温泉駅から、道後温泉本館を結ぶ、約250mのL字型アーケード。
沢山の土産店や飲食店などが軒を連ねており、道後温泉に入った後は、そのまま浴衣姿で散歩するのも温泉街ならではの楽しみ。