
日本随一の桜の名所・吉野山にある柿の葉寿司の老舗。柿の葉寿司とは、ひと口大に握った酢飯に鯖や鮭をあわせ、柿の葉で包んで重石などで押し固めた寿司のこと。奈良県の名物として全国的に知られるが、元々は吉野地方を中心に作られた郷土料理だ。
江戸時代(1600〜1868年)、和歌山県・熊野灘で獲れた鯖は、痛みを遅らせるために腹の部分に塩を詰め各地に運ばれた。これを薄く切ってご飯に乗せ、吉野の山に多く生えていた柿の葉に包んで重石をかけ、熟成させたのが柿の葉寿司の始まり。当時は夏祭りのご馳走として食卓に並んだという。
金峯山寺蔵王堂のそばにある「柿の葉寿司 やっこ」は大正年間(1910年代)の創業で、現在は三代目と四代目が看板を守っている。柿の葉寿司は、創業当時から受け継ぐレシピをかたくなに守り、一つひとつ手作りで丁寧に仕上げている。保存料や添加物は一切使わないので、身体にもやさしい一品だ。
店では程よく味が馴染んだ最も食べ頃に提供される。風味豊かな鯖、目にも鮮やかな鮭、その両方が味わえるコンビの3種類を用意。うどんや蕎麦とセットになったメニューやシーズン限定メニューもあるので、好みでセレクトしよう。地元名物・吉野葛を使った葛湯、葛餅、ぜんざいなどの和スイーツもおすすめだ。
ポイント
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100年以上変わらぬ製法で作る伝統の柿の葉寿司。
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店内では味が馴染んだ最高の状態の柿の葉寿司を提供。
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保存料などは使わず、一つずつ手作りしている。
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地元名産・吉野葛を使った和スイーツもおすすめ。
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春には日本随一の吉野の桜見物ができる。
写真
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金峯山寺蔵王堂のそばに立つ
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店内の窓からは吉野の山々が望める
口コミ
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基本情報
- 日本語名称
- 柿の葉寿司 やっこ
- 郵便番号
- 639-3115
- 住所
- 奈良県吉野郡吉野町吉野山543
- 電話
- 0746-32-3117
- 定休日
- 水曜(4・11月は無休)
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 予算
- 昼1,450円、1,650円
- アクセス
- 吉野ロープウェイ「吉野山」駅から徒歩11分
- クレジットカード
- 使用可
- 公式サイト
- 公式サイト(日本語)