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江東区芭蕉記念館

江東区深川に庵を構え、俳諧師として活躍、有名な紀行文も残した松尾芭蕉にまつわる展示物が楽しめる。

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更新 :

1600年代に活躍した俳諧師・松尾芭蕉。江東区深川に庵を構え、東北、北陸などを巡ってつづった有名な紀行文『おくのほそ道』も、深川がその旅の出発点となっている。彼のゆかりの地に建てられた記念館では、芭蕉の生涯や人物像など、パネルや復元品などを用いてわかりやすく展示。

なかでも芭蕉が愛でたと伝わる「石の蛙」は、1917年9月に起きた台風災害の後、芭蕉稲荷神社近くの江東区常盤1丁目から出土したもので、1921年に東京府(当時)がこの地を「芭蕉翁古池の跡」と指定する由来となったものだ。

また、庭園の築山にある「芭蕉堂」は、芭蕉の250回忌にあたる1943年に俳諧流派「太白堂」の十世・日比野桃月が芭蕉庵跡に再建したもので、石造りのため1945年の東京大空襲では被害を逃れることができた。そのほか、芭蕉庵史跡展望庭園からの眺望も見どころで、訪れた折りには芭蕉も見ていたとされる隅田川と小名木川の分岐地点も楽しんでほしい。

閉園後には庭園の芭蕉像が回転し、ライトアップされるので、こちらもお見逃しなく。館内の各ブースの展示解説は日本語と英語があり、二次元コードを自身のスマートフォンで読み込み、聞くことができる。また、受付にも音声翻訳機を常備している。

ポイント

  • 俳人の松尾芭蕉の貴重な資料や収集物が閲覧できる。
  • 芭蕉が愛でたと伝わる「石の蛙」を展示。
  • 隅田川と小名木川の分岐点が見える庭園からの眺望も見どころ。

写真

  • 外観

    外観

  • 内観

    内観

  • 芭蕉堂

    芭蕉堂

  • 展望庭園

    展望庭園

口コミ

2
  • gogo Chang

    適合看得懂日文的人來,博物館外圍拍拍照也挺不錯。

  • 俊俊

    很寧靜的小而美博物館,可以深入了解到松尾芭蕉的生活

基本情報

日本語名称
江東区芭蕉記念館
郵便番号
135-0006
住所
東京都江東区常盤1-6-3
電話
03-3631-1448
定休日
第2・4月曜 (ただし祝日の場合は翌日休館)、年末年始(12/29~1/3)
料金
大人(高校生を含む)200円 、小・中学生50円
障害者割引 :大人(高校生を含む)100円、小・中学生20円(介助者1名も同様の割引)
アクセス
都営新宿線・都営大江戸線「森下」駅から徒歩7分
喫煙
不可(喫煙所あり)
クレジットカード
不可
公式サイト
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