津山城
前身は1441年に山名忠政が築いた鶴山城で、応仁・文明の乱で廃城となった。後に、織田信長の側近として知られる森蘭丸の弟、森忠政が、「鶴山」を「津山」と改め築城を開始。1604 年から13年の歳月をかけて壮大な城が完成し、日本三大平山城のひとつになっている。
津山城は高くそびえる石垣を持つ平山城で、岡山の有名な桜の名所でもある。残念ながら今回は夏に訪れたため、城一帯に桜が咲き誇る季節ではなかったが、違った角度から眺めると、また独特の魅力があった。
津山城で一番面白いと感じたのは、「高いところまで登る」のが好きな人にぴったりなところ。城跡には多くの石段が残されていて、上へ上へと歩きながら、さまざまな高さから津山市街を見渡せる。場所ごとに見える景色も少しずつ違う。
桜の季節ではなかったものの、満開のツツジが古い石垣にたくさんの彩りを添えていた。それに、ここは人も少なく、木陰も多いので、夏に歩いてもそれほど大変ではない。
津山城には巨大な天守はなく、入場料も比較的手頃だが、城跡ならではの歴史を存分に感じられる。津山を訪れたなら、少し時間を取って歩いてみるのがおすすめ。ゆっくり登り、ゆっくり眺めながら、のんびりと城跡散策を楽しめる。









