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桐生天満宮

幅広い御利益をもたらす桐生の守り神

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桐生天満宮は、京都・北野天満宮の御分霊で、関東五大天神の一社としてこの地に鎮座し、桐生の街を見守ってきた。その歴史は古く、社伝では71–130年に天穂日命を祀る神社として創建されたと伝えられ、その後、南北朝時代初期に菅原道真公を祀る天満宮となった。

気持ちのよい“気”が通っている参道。心身のリフレッシュに絶好
気持ちのよい“気”が通っている参道。心身のリフレッシュに絶好

神門をくぐると正面に社殿。現在の社殿は1793年に落成したもので、本殿が幣殿、拝殿につながる権現造の形式だ。本殿、幣殿は「岩の上の天神」と称されるように岩の上に建ち、外壁には精巧かつ華麗な彫刻がぐるりと施されている。建立当時の建築装飾技術の粋を集めた建造物として群馬県の重要文化財に指定されており、一見の価値あり。参拝の際にはぜひ裏手にも回ってみよう。

本殿正面には「桐生」の語源とも伝わる「貴龍」の彫刻が施されている
本殿正面には「桐生」の語源とも伝わる「貴龍」の彫刻が施されている

また、天満宮といえば「学問の神様」という印象があるが、この神社はそれだけではない。実は、古来より山紫水明と謳われた桐生は、風水学上の理想の地。いわば最強のパワースポットなのである。風水に基づき、本殿内陣には、東に青龍、西に白虎、南に朱雀、北に玄武の四神が配置されており、商売繁盛、家内安全、身体健康、開運福徳、災難厄除など、天地のエネルギーである「気」を受けて幅広い御利益をもたらしてくれるありがたい神社として、時期を問わず多くの参拝者が訪れている。

さらにもうひとつの目玉は、毎月第1土曜に境内で開催される古民具骨董市だ。東京東郷神社、川越・骨董市と並ぶ関東三大骨董市に数えられ、毎回大盛況。常時全国より80を超える出店があり、生活道具から古書、陶磁器、版画、着物、刀剣といったものまで多彩な品々が揃っているので、お宝探しの気分で出かけて見えるもおすすめだ。

重伝建の街並みを散策しながら桐生天満宮へ向かおう
重伝建の街並みを散策しながら桐生天満宮へ向かおう

写真

  • 気持ちのよい“気”が通っている参道。心身のリフレッシュに絶好

    気持ちのよい“気”が通っている参道。心身のリフレッシュに絶好

  • 本殿正面には「桐生」の語源とも伝わる「貴龍」の彫刻が施されている

    本殿正面には「桐生」の語源とも伝わる「貴龍」の彫刻が施されている

  • 重伝建の街並みを散策しながら桐生天満宮へ向かおう

    重伝建の街並みを散策しながら桐生天満宮へ向かおう

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基本情報

住所
群馬県桐生市天神町1-2-1
電話番号
0277-22-3628
営業時間
日の出~日没
アクセス方法
JR両毛線「桐生駅」より徒歩25分またはタクシーで5分。
公式サイト
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