古き良き日本を感じられる山形の定番観光スポット11選

2022年08月21日
最終更新 :
筆者 : 編集部

日本百名山に選ばれている蔵王山や月山などの山々と、母なる川として親しまれている最上川など、美しい自然に恵まれた山形。
美しい自然だけでなく、昔ながらの伝統や文化が残る温泉街や建物も多く、山形県を訪れることで、美しい自然の風景と古き良き日本を楽しめるはずだ。

目次

山形ってどんなところ?

東北地方の日本海側に位置する山形県。
山形は自然が生み出す美しい風景と、さくらんぼの名産地として有名だ。
さくらんぼの生産量は日本一で、日本全体の7割を占める生産量というから驚きだ
もちろん、山形の魅力は自然だけではない。山居倉庫銀山温泉などの伝統・歴史を感じられる建物や街並みも山形の一つの魅力だ。
日本全国で9番目に広い面積を持つ山形は、庄内エリア・最上エリア・置賜エリア・村山エリアの4つに分かれており、それぞれ異なる方言と文化を持つ。
山形の各エリアを観光で巡る予定があれば、それぞれのエリアの違いを見つけてみると、より山形を楽しめるはずだ。

山々に囲まれている山形の町並み
山々に囲まれている山形の町並み

山形のおすすめの観光シーズンは?

春は桜、夏は青々とした木々、秋は紅葉、冬は雪景色と一年中いつ訪れても楽しめる。
もし温泉を楽しみたいなら、紅葉や雪景色を見ながら温泉に浸かれる9月〜2月がお勧めだ。

山形の季節ごとの着衣例

  • 春(3月 - 5月): ジャケットおよびセーター
  • 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣
  • 秋(9月 - 11月): セーターやカーディガン
  • 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット

山形への移動方法は?

東京からは山形新幹線で2時間半と短時間で移動できる。
山形空港があるため、飛行機を使えば大阪の伊丹空港から山形空港まで約1時間10分。
東京の羽田空港から山形空港へは約1時間と、大都市から短時間で移動出来るのは嬉しい。

山形観光の主要交通手段

山形は鉄道が8路線・観光バス・クルーズ船・乗合タクシーなど、交通手段も充実。
山形の観光知識と接遇スキルを持った、山形おもてなしドライバーが在籍しているタクシー会社もある。
どこを観光するか迷ったら、山形おもてなしドライバーに案内してもらうのも良いかもしれない。

四季折々の風景と伝統・文化を楽しもう!山形の定番観光スポット11選

自然と人間が調和する山形県。
古き良き日本の伝統・文化も残っており、山形県へ訪れることで日本の魅力を再発見できるはずだ。
日本三大急流にも数えられる最上川や大正時代の雰囲気が残る銀山温泉、名物のさくらんぼ狩りができる果樹園、日本の伝統と文化が感じられる山寺や上杉神社など、山形観光でぜひ訪れてほしい定番観光スポットをご紹介。

1. 銀山温泉

江戸時代に栄えた延沢銀山の採掘とともに歴史を歩んだ温泉地。閉山後は湯治場としてにぎわいを見せたが大正2(1913)年の大洪水で温泉街は壊滅してしまった。その後、地元財界の協力のもと昭和初期ごろには洋風な木造多層建築が銀山川の両岸に立ち並ぶ現在の景観に近い状態まで復興した。
シックな旅館の外装に施された鏝絵と呼ばれる鮮やかなレリーフも見ごたえがあるほか、温泉街には足湯や共同浴場などもある。

大正ロマンあふれる温泉街。
大正ロマンあふれる温泉街。

2. 蔵王温泉

110年に開湯したとされる自然湧出の温泉。強酸性の硫黄泉は表皮の殺菌作用や皮膚を強くする作用があり、「美人づくり」の湯として知られている。蔵王温泉は47の源泉から1日8,700トンと豊富な湯量を誇り、温泉街には3つの共同浴場、4つの足湯、5つの日帰り温泉施設が点在する。
源泉掛け流しの蔵王温泉大露天風呂は大人気のスポット。

1900年の歴史を持つ古湯。
1900年の歴史を持つ古湯。

3. 最上峡

日本三大急流にも数えられる最上川は日本を代表する一級河川。その中流域(戸沢村の古口地区から庄内町の清川地区の区間)は風光明媚な渓谷が15kmにもおよび、最上峡と呼ばれている。
川沿いを走る国道47号線をドライブするだけでも十分楽しめるが、最上川の景色を存分に味わうなら舟下りがおすすめ。

壮大な景色が広がる峡谷で舟下り。
壮大な景色が広がる峡谷で舟下り。

4. 山寺(宝珠山立石寺)

天台宗のお山である山寺は、正しくは「宝珠山立石寺」という名前を持っている。
860年に慈覚大師が開山させた、歴史あるお山だ。
1015段ある石段を1段登るごとに煩悩が消滅すると言われる。また、悪縁を絶ち切り良縁を結ぶお寺として古くから信仰を集めてきた。

1015段の石段を登り参拝!悪縁を断ち切ると伝わる寺。
1015段の石段を登り参拝!悪縁を断ち切ると伝わる寺。

5. 鶴岡市立加茂水族館

鶴岡市の海岸沿いにある山形県唯一の水族館。展示しているクラゲの種類は60種類を超え、その飼育、展示の種類ともに世界一を誇る水族館として知られている。
最大の見どころは「クラゲドリームシアター」と呼ばれる直径5mの水槽。約1万匹のミズクラゲが巨大な水槽内でたゆたう光景はここでしか見ることができない。

幻想的な空間が広がる「クラゲドリームシアター」
幻想的な空間が広がる「クラゲドリームシアター」

6. 山居倉庫

米の積出港としてにぎわった酒田にある、土蔵づくりの米保管倉庫。明治26 (1893)年に旧藩主酒井家によって14棟が建てられた。現在は12棟が残っており、そのうちの9棟が1万800トンの米を貯蔵できる米倉庫として活用され、国の史跡に指定された。

国の史跡にも指定されている米保管倉庫。
国の史跡にも指定されている米保管倉庫。

7. 山形県郷土館「文翔館」

大正5(1916)年に山形県県庁舎及び県会議事堂として建てられたレンガ造りの建築物。
昭和50(1975)年に県庁舎としての機能が移転されて以降は、文化財として保存することとなり、昭和59(1984)年に国の重要文化財に指定された。平成7(1995)年からは山形県郷土館(文翔館)として開放されており、山形市を代表するシンボルとなっている。

豪華絢爛な大正時代の建築物。
豪華絢爛な大正時代の建築物。

8. 米沢市上杉博物館

米沢は戦国時代の武将、上杉謙信を祖とする上杉家が治めていた米沢藩の城下町。
米沢城二の丸跡に位置する米沢市上杉博物館には上杉家の資料が展示されている。この博物館の最大の見どころは、天正2 (1574) 年に織田信長から上杉謙信へ贈られたと伝えられる「上杉本洛中洛外図屏風」。

モダンな外観。隣接する米沢城跡の散策も楽しい
モダンな外観。隣接する米沢城跡の散策も楽しい

9. 羽黒山

出羽三山の主峰である月山の北西に位置する標高414mの山。バス停のある隋神門から山道を歩いて数分のところに高さ29mの五重塔が杉木立に溶け込むようにそびえている。天慶元(938)年に平将門の創建と伝えられており、神仏習合の形態だった羽黒山に残る数少ない仏教建築のひとつ。昭和41(1966)年には国宝に指定された。

深い緑に包まれた五重の塔
深い緑に包まれた五重の塔

10. 上杉神社

かつて米沢城があった松岬公園の本丸跡に建つ神社。鯉が優雅に泳ぐ水濠を越えた先には、「毘」「龍」と書かれた旗がはためく。広い境内の中心には厳かな流造の社殿が鎮座し、明治4(1871)年に創建されて以降、祭神ゆかりの勝ち運を頂きに多くの参拝者が訪れる。
稽照殿は上杉家ゆかりの文化財を多数所蔵しており、甲冑、刀剣、服飾類、古文書等を展示している。

戦国時代に名を馳せた上杉謙信を祀る神社。
戦国時代に名を馳せた上杉謙信を祀る神社。

11. 東根の観光果樹園

東根市はさくらんぼやりんごをはじめとする果樹の栽培が盛ん。なかでもさくらんぼの生産量は年間約3,600トンと全国の市町村で1位。さくらんぼの品種を代表する佐藤錦は東根市で作出された。JRさくらんぼ東根駅前には、佐藤錦の生みの親である佐藤栄助翁の功績をたたえて建てられたブロンズ像が立っている。

佐藤錦はまるで宝石のよう
佐藤錦はまるで宝石のよう

まとめ

古き良き日本を再発見できる山形の定番観光スポットをご紹介してきた。
日本の歴史や伝統を感じたい方や知りたい方は、今回ご紹介した観光スポットへぜひ訪れてみてほしい。
山形県を堪能したら、牛タンをはじめとする絶品グルメが味わえる仙台へ訪れてみてはいかがだろうか。山形から仙台への移動は電車で約1時間とかなり近いため、旅行の日程に余裕があれば、足を伸ばしてほしい。