日本を代表する高原リゾート地・軽井沢の厳選観光スポット24選
首都圏からも近く夏は涼しいため、多くの観光客で賑わう、おしゃれなリゾート地・軽井沢。
観光スポット・宿泊施設・グルメ・ショッピングエリアは数多く、どこから楽しむか迷ってしまうほど。
軽井沢を目一杯楽しむために、お勧めの観光スポットやグルメなどを厳選した。
今回の記事を参考に、ぜひ観光プランを立ててみてほしい。
軽井沢ってどんなところ?
長野県の標高約900〜1,000mに位置する軽井沢は、日本を代表する高原リゾート地だ。
中山道と北陸街道の分岐宿として栄え、明治時代には外国文化に彩られた別荘が建てられる別荘地として長らく発展してきた。
そのため、観光スポットやショッピングエリア、グルメが楽しめるスポットも多く、様々な楽しみ方ができる。
また、四季折々の雄大な姿を見せる浅間山は、軽井沢の象徴となっている。
軽井沢のおすすめの観光シーズンは?
軽井沢の観光は、風薫る新緑が美しい5月〜7月がベストシーズン。
残暑を避けた快適な気候の中で、紅葉を楽しめる9月〜10月ごろもお勧めだ。
軽井沢の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
軽井沢への移動方法は?
大都市から軽井沢へのアクセスは抜群。
東京駅からは北陸新幹線でたったの1時間。
名古屋・大阪からは、新幹線を乗り継ぎ2〜3時間程度で移動できる。
お金を節約したい方は、羽田空港や東京駅などから運行している高速バスの利用がお勧め。
軽井沢観光の主要交通手段
バス・レンタサイクル・タクシーを利用することで、軽井沢の観光地を快適に移動できる。
バスは広いエリアを網羅しているため、バスだけでも観光地を巡れる。
レンタサイクルで自然を感じながら移動するのも楽しいはずだ。
観光スケジュールに合わせて、公共交通機関とレンタサイクルを使い分けよう。
リゾート地ならではの魅力がたっぷり!軽井沢の厳選観光スポット11選
軽井沢には観光スポットが多いため、初めて観光する方はどこから回るか迷うはずだ。
そんな方のために、水が澄み渡る池や滝などの名所や雄大な浅間山を眺められるスポット、異国情緒感じるおしゃれな街並みなど、リゾート地ならではの魅力が楽しめるスポットを厳選して紹介しよう。
1. 軽井沢タリアセン
軽井沢の南側に位置する塩沢湖のほとりに広がる総合的リゾート施設。
敷地内には、柔らかなタッチで寄り添う恋人たちを描いたレイモン・ペイネの作品を収蔵するペイネ美術館や、深沢紅子による繊細で可憐な野の花の絵が楽しめる深沢紅子野の花美術館、堀辰雄や有島武郎といった軽井沢にゆかりのある作家の資料を見ることができる軽井沢高原文庫などが点在。
2. 白糸の滝
ドライブコース「白糸ハイランドウェイ」沿いにある軽井沢有数の観光スポット。
岩肌から浅間山の雪解け水が湧き出し、糸のように細く流れ出すことからその名が付けられた美しい滝で、流れ落ちる水のカーテンは透明度が高く、あたりには爽やかな空気が漂う。
3. 軽井沢プリンスホテルスキー場
軽井沢駅から徒歩約10分の場所にあるアクセス抜群のスキー場。
30haの広大な敷地内には初級コースから上級コースまで全16コースあり、初心者から上級者まで幅広く楽しむことができる。
約900mの距離がある中級者から上級者向けの「パノラマコース」は雪化粧をした浅間山を眺めながら滑り降りることができるとおすすめのコースだ。
4. 軽井沢写真館
観光のメインスポットでもある旧軽井沢銀座通りに位置する写真館。
貴族を思わせるような衣装を身にまとい、セピア調のレトロな記念写真を撮ることができる。
衣装は店主が直接買い付けた、貴婦人やオペラ衣装を思わせる豪華な西洋ドレスが常時50〜60着ほど並んでおり、好きなものをチョイスできる。
5. 軽井沢観光会館
旧軽井沢商店街のシンボルともいえる、木造のレトロな外観の観光会館。
観光から宿泊情報までさまざまな情報を手に入れることができる。
1階には、観光に便利な情報を得ることができる総合案内所と観光展示スペース、視聴覚スペースが入っている。
6. 軽井沢ニューアートミュージアム
商業施設だった建物をリニューアルし2012年にオープンした美術館。
カラマツ林をイメージした白い柱がデザインされた総ガラス張りの外観の建物は、建築家・西森陸雄が設計した。
世界の第一線で活躍中の日本の現代アートの作家やそのグループ展のほか、海外作家も含め、日本国内のみならず海外からの美術ファンの期待にも応えられるような斬新な企画展を開催している。
7. 軽井沢おもちゃ王国
東京ドームを超える広さの敷地に子供達がわくわくするものを詰め込んだ「おもちゃ王国」。
園内は、3つのエリアで構成されている。
施設の充実度はもちろん、木工クラフト教室やニジマスのつかみどりといった遊びながら学べるイベントや体験教室も盛り沢山!1日遊んだ後は、おもちゃ王国から徒歩5分の「ホテルグリーンプラザ軽井沢」へ。宿泊プランとおもちゃ王国のフリーパスがセットになったお得なプランも用意されている。
8. セゾン現代美術館
「軽井沢の森のなかアートと呼吸する」「自然と共生する美術館」をコンセプトとした美術館。1962年に東京・高輪で「高輪美術館」として開館後、1981年に軽井沢に移転し10周年を迎えた1991年に現在の「セゾン現代美術館」と改称した。
収蔵作品は800点ほどあり、アンディ・ウォーホルやサム・フランシスなど20世紀を代表する世界の巨匠の作品や活躍中の若手作家の作品まで幅広く所蔵。
9. 軽井沢聖パウロ カトリック教会
旧軽井沢銀座通りから1本奥に入った「水車の道」沿いにたたずむ、軽井沢で唯一のカトリック教会。
川端康成の『掌の小説』や、堀辰雄の『風立ちぬ』など、文学作品にも登場しており、古くから多くの人に親しまれてきた教会だ。
10. 雲場池
日本有数の高原リゾート・軽井沢にあり、観光コースの定番にもなっている穏やかな池。
かつて周辺が外国人の別荘地となっていた頃、冬になると白鳥がやって来たことから「スワンレイク」とも呼ばれている。
11. ピッキオ
ピッキオは、人気観光リゾート地「軽井沢星野エリア」の一角、軽井沢野鳥の森に隣接し、森の生き物を間近で観察できるさまざまなツアープランを用意している。
森から流れ出る沢水でできた「ケラ池」のほとり、美しく開放感あふれる環境の中にビジターセンターがあり、四季折々の生き物との出会いを楽しむツアーを体験できる。
軽井沢で人気の飲食店6選
避暑地として全国的に有名な軽井沢には、おしゃれで味も確かなお店がたくさんある。
観光の合間に爽やかな日差しの下で絶品ランチを楽しもう。
また、長野県は信州蕎麦が有名なので、美味しい蕎麦も堪能してほしい。
1. 川上庵本店 軽井沢 川上庵
軽井沢駅から徒歩約15分、おしゃれな雑貨屋やカフェが連なる旧軽井沢ロータリー近くにあるスタイリッシュなそば店。
有名な旧軽銀座商店街の入口付近にあり観光の休憩にも便利な好立地で、同じ軽井沢のハルニレテラスや東京の麻布、青山にも店のある人気店だ。
店内にはジャズが流れ、洗練されたダイニングバーのような空間が広がり、落ち着いて食事が楽しめる。
緑に囲まれたテラス席も用意され、こちらはペットとの利用も可能だ。
2. ベーカリー&レストラン 沢村 旧軽井沢
ハルニレテラスに次ぐ軽井沢2店舗目として、2015年7月に旧軽井沢ロータリーにオープン。
朝の開店時間に合わせて焼き上がるパンを求めて、近隣の別荘族も足繁く通うという人気店。
店内は開放的な吹き抜けになっており、落ち着きのある広々とした空間。1階のベーカリーには、国内外の30種以上の小麦粉など、厳選素材を使い分けた個性豊かなパンがずらりと並ぶ。
3. 軽井沢フランスベーカリー
昭和26年(1951)の創業以来、地元で愛され続ける老舗ベーカリー。
軽井沢のメインストリートである旧軽銀座通りに建ち、近隣の別荘族や観光客などで連日にぎわっている。
ジョン・レノンが軽井沢滞在時によく買いに訪れていたことでも有名だ。
4. 村民食堂
小説家・堀辰雄の作品の中で「美しい村」と称されている軽井沢。
星野リゾートが手がけるレストラン『村民食堂』は、「この美しい村・軽井沢を訪れる人々をおいしくもてなすカジュアルダイニング」というコンセプトを有している。
5. ミカド珈琲 軽井沢旧道店
ミカドコーヒーは1948年に東京日本橋でコーヒーロースターとして創業し、1952年に軽井沢に出店した軽井沢最古の喫茶店。
旧軽井沢を訪れた人びとに約70年余り愛され続けている。
レトロな雰囲気の中で、厳選されたコーヒー豆を丁寧に焙煎して淹れられた、こだわりの一杯が味わえる。
6. MODESTO
中軽井沢の大通りから1本奥に入った閑静なエリアで木々に囲まれひっそりと佇むイタリアンレストラン。
地元産の野菜をふんだんに使った、軽井沢ならではのヘルシーな料理で人気を集めている。
素材を絶妙に組み合わせ、それぞれの魅力を確かな技術とセンスで引き出した料理は訪れる者に驚きと感動を提供してくれる。
軽井沢の定番ショッピングエリア3選
軽井沢でのショッピングは旧軽井沢、新軽井沢エリアがおすすめ。
自然の中に軽井沢らしいおしゃれなショップが立ち並ぶハルニレテラスや広大な敷地にあるアウトレットのショッピングモールは、ショッピングだけで1日楽しめる。
1. 軽井沢・プリンスショッピングプラザ
JR軽井沢駅の南口を出てすぐの場所にある、国内最大級のリゾート型ショッピングモール。
敷地内には10のエリアがあり、自然豊かなロケーションの中に、有名ブランドやインテリア、雑貨、アウトドアなど約240もの多彩なショップが集結。
一流ブランドの上質なアイテムがアウトレット価格で手に入る魅惑のスポットだ。
2. ハルニレテラス
清流に寄り添うように自生していた100本を超えるハルニレの木立を活かし、9棟の建物を広いウッドデッキでつないだ「小さな街」。
「軽井沢の日常」をコンセプトに、16の個性的なショップやレストラン、カフェなどが集結し、旧軽井沢エリアにある人気のそば屋やベーカリーショップの支店、上質な北欧雑貨を買える店など、こだわりのお店が並ぶ。
3. 旧軽井沢銀座
年間数百万人が訪れる、軽井沢観光では外せない人気のショッピングストリート。
通り沿いにはずらりと店舗が並び、地元の名産品を扱うおみやげ物屋から食べ歩きグルメやスイーツなど、フードを扱う店も充実している。
メインストリートだけでなく一歩脇に入った細い路地にも気になる店がたくさんあるので、じっくりと散策しよう。
リゾート地ならではの上質な宿に泊まろう!軽井沢の宿泊施設2選
江戸時代は宿場町、明治時代は外国人向けの避暑地となっていた歴史がある軽井沢は、今もおしゃれなリゾート地として人気がある。
リゾート地を観光するなら、洗練された上質な宿泊施設に泊まってみてはいかがだろうか。
1. 睡鳩荘(旧朝吹山荘)
塩沢湖の周りに広がる、「自然、美術館、文学」と「遊ぶ」が融合した複合レジャー施設「軽井沢タリアセン」。
その中に、国登録有形文化財に登録されている「睡鳩荘(旧朝吹山荘)」がたたずんでいる。
昭和6年(1931)に、アメリカ人建築家・ウィリアム・メレル・ヴォーリズによって設計された建造物で、2008年に元あった二手橋付近から、現在の場所に移転・復元された。
軽井沢別荘建築史の中でも最上質なものとされており、歴史的価値も高い。
2. ルグラン軽井沢ホテル&リゾート
標高1,000mから浅間山の絶景を望む滞在型リゾートホテル。
7万坪の広大な敷地には、ホテルやヴィラ、庭園や温泉棟が点在。
ホテルの館内はヨーロッパのアンティークで彩られ、木調を活かしたクラシカルな造りになっている
お風呂は、美肌効果のある炭酸水素塩泉を、大浴場「KOMOREBI」や天然の湯「八風温泉」で堪能できる。
客室は全室48平米以上で、異なる魅力を備えた全10タイプを用意している。
軽井沢のお土産ならコレ!お土産2選
軽井沢には西洋の文化と和の文化、両方を感じられるお店がたくさんある。
今回はその中でも、渡した人からセンスを褒められるような、おしゃれなお土産を厳選して紹介しよう。
1. 軽井沢チョコレートボール MIX
カラフルでかわいいチョコレートとラスクがそろう「Bon Okawa 軽井沢チョコレートファクトリー」。
厳選されたカカオ豆を使用したベルギー産チョコレートと、本場ならではの伝統製法により生み出した、気品あふれるスイーツが評判。
なかでも人気が、マカダミアナッツに濃厚なチョコレートをコーティングした一口サイズの「軽井沢チョコレートボール」を詰め合わせた贅沢なボックス。
2. 軽井沢ファーマーズギフト「軽井沢スイートチーズバーガー」
豊かな自然に恵まれ、洋風文化が根付く軽井沢。
“軽井沢らしさとは自然の中にある”との考えのもと、地元の素材を大切にした食品がそろう「軽井沢ファーマーズギフト」。
ジャムやフルーツソースなど、さまざまな商品がそろうなかでも、軽井沢土産の新定番として注目を集めているのが「軽井沢スイートチーズバーガー」だ。