
【飛騨高山「古い町並」完全ガイド】古き良き日本の原風景を体感しよう
岐阜県高山市の中心部にある飛騨(ひだ)高山「古い町並」は、江戸時代(1603年〜1868年)の面影を色濃く残す歴史的景観エリアだ。
黒塗りの格子戸、出格子、蔵造りが続く通りは、時が止まったような静かな美しさがあり、歩くだけで城下町として栄えた当時の暮らしが感じられる。
この記事では、古い町並の概要を筆頭に見どころや楽しみ方を紹介する。
初めて観光予定の人でも満喫できるように、必要な情報をまとめたのでぜひ最後まで読んでほしい。
飛騨高山「古い町並」ってどんなところ?
岐阜県高山市の中心部に広がる「古い町並」は、江戸時代の面影が残る歴史的景観地区。
商人町として発達した上町と下町、それぞれ三筋の通りを合わせて「古い町並」と呼び、主に上三之町・上二之町・上一之町周辺のエリア(通称:さんまち通り)を指す。
木造の町家・出格子や軒下を流れる用水、造り酒屋の杉玉など、当時から続く景観が今も暮らしの中に息づき、人々を非日常の世界へ誘う。
「飛騨の小京都」の別名を持つ風情ある一帯は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたほか、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で最高評価の三つ星を獲得。
通りには伝統工芸品店や古民家カフェ、飲食店が軒を連ね、歩くだけで充実した体験ができる。
春夏秋冬、季節ごとに異なる表情を見せ、どこか懐かしい日本の原風景を楽しめる魅力的な場所だ。

飛騨高山「古い町並」の歴史
古い町並は戦国期に武将・金森長近(かなもりながちか)が高山城を築き、城下町を整備したことを起点に形成された。
長近は京都を参考に都市計画を進め、寺院群の配置や町割りを整え、飛騨国(現在の岐阜県)を豊かな地へと導く。
江戸時代に入ると、飛騨地域は幕府直轄領となり、政治・経済の拠点として栄え、現在の「古い町並」の原型が形づくられる。
さんまち通りには商家が集まり、1695年の城破却以降も幕府の政策と商人たちの営みによって町並みを守り続けた。
現存する建物の多くは江戸末期から明治中期に建てられたもので、今も美しい景観を守るための工夫が至る所で行われている。
400年以上の歴史を重ねた町並みはこれからもたくさんの人を魅了するだろう。

飛騨高山「古い町並」へのアクセス
飛騨高山「古い町並」の最寄り駅は、JR高山本線「高山駅」。
駅からは徒歩15分ほど、駅前通りを直進し、宮川を渡ると上三之町エリアに着く。
バス(高山濃飛バスセンター)の選択肢もあるが、道中にはカフェや土産店が並び、初めてでも迷いにくいので散策を楽しみながら向かうのがお勧め。
車の場合は、中部縦貫自動車道「高山IC」より約10分、周辺には市営駐車場・コインパーキングが複数整備されている。
ここでは、「中部国際空港セントレア」・「岐阜駅」・「東京駅」を起点にしたアクセスを以下にまとめた。
| 起点 | 経路 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 中部国際空港セントレア |
1. 「中部国際空港セントレア駅」から名鉄空港線ミュースカイに乗車し、「名鉄名古屋駅」で下車、JR線に移動 2. JR「名古屋駅」からJR特急ひだ号に乗車し、「高山駅」で下車、到着 |
約3時間15分 |
| 岐阜駅 | JR「岐阜駅」からJR特急ひだ号に乗車し、「高山駅」で下車、到着 | 約2時間10分 |
| 東京駅 |
1. JR「東京駅」から新幹線のぞみ号に乗車し、「名古屋駅」で下車 2. JR「名古屋駅」からJR特急ひだ号に乗車し、「高山駅」で下車、到着 |
約4時間15分 |
飛騨高山「古い町並」の営業時間
飛騨高山「古い町並」自体は、屋外の歴史地区なので24時間散策できる。
ただし、店舗や観光施設はそれぞれ営業時間があり、朝市は午前中(7時〜12時)、土産店・飲食店は基本的に9時(10時)〜17時前後となっている。
定休日もお店ごとに異なるが、火曜日・水曜日休みのケースが比較的多い。
お目当てのショップがあるならば、事前に公式サイトをチェックするのがお勧め。
夕方以降は人が減ってライトアップされた町並みをゆったりと楽しめる。
飛騨高山 古い町並のお勧め観光シーズンは?
飛騨高山「古い町並」のお勧めの観光シーズンは春か秋。
どちらも気候が穏やかで歩きやすく、食べ歩きや朝市巡りを快適に楽しめる。
また、「春の山王祭(4月中旬)」・「秋の八幡祭(10月中旬)」の開催時期にあたり、豪華な屋台やからくり奉納が町を彩る。
古い町並み周辺では桜あるいは紅葉が見頃を迎え、江戸情緒あふれる景観とのコントラストが美しく、写真撮影にもぴったり。
秋は食の魅力も増し、澄んだ空気の中でしっとりとした飛騨高山らしさを満喫できる。
飛騨高山「古い町並」の見どころ5選
ここからは、飛騨高山「古い町並」の見どころを5つ紹介しよう。
積み重ねた商い、行政、暮らし、食文化など、一つひとつがつながっており、高山という町の伝統を体感できる。
今も息づく歴史的景観とともに、他とはひと味違った時間を楽しめるので内容を参考に旅行プランを考えてほしい。
1. 江戸情緒あふれる町並み
古い町並を歩くと、まず目に飛び込んでくるのが通りに連なる町家の出格子。
外へ張り出す格子状の木の窓枠が軒先に整然と並ぶ光景は、非常にノスタルジックで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえる。
エアコンの室外機や消火栓が和風な設えになっているなど、現代の生活設備も景観に溶け込む形で工夫されており、どこを切り取っても絵になる風景が広がる。
家々の多くは商家として使われてきたもので、現在もお土産屋・カフェ・日本酒の醸造所に形を変えて活躍中だ。
江戸の息づかいが自然と伝わる生きた文化財に感動するだろう。

2. 中橋から眺める飛騨高山らしい景色
古い町並の散策は入口に位置する「中橋」を起点に始まる。
かつては城下町の中心を結ぶ重要な橋として長く人々の往来を支えてきた。
赤い欄干の向こうに見える古い町並と宮川の流れが重なる景色は飛騨高山の象徴的な1枚だ。
四季折々で表情が変わるのも魅力で、春は桜が橋を彩り、夏は清流がきらめき、秋は紅葉が町家の黒い格子に映え、冬は雪化粧が静かな情緒を添える。
夕暮れ時には格子窓から漏れる灯りが川面に映り、どこか懐かしく温かい景観を楽しめる。
この町ならではの美しい全景をその目に収めよう。

3. 江戸時代から続く朝市文化
古い町並で観光プランに組み込んでほしいのが江戸時代末期から続く朝市文化。
「日本三大朝市」のひとつに名を連ねる飛騨高山では「宮川朝市」・「陣屋前朝市」の2ヶ所で開かれ、観光客にも高い人気を誇る。
「宮川朝市」は、宮川沿いを中心とした川風が心地よい通りに採れたての野菜、漬物、民芸品などが並び、飛騨地方の暮らしや食文化を身近に感じられる。
一方、「陣屋前朝市」は1820年頃に高山別院の境内で桑市として始まり、場所を変えながら現在の高山陣屋前へと受け継がれた独特な雰囲気が特徴だ。
どちらも人々の活気で賑わう素朴な空気が流れており、生産者や地元民との温かい交流を楽しめる。

4. 日本で唯一現存する「高山陣屋」
高山陣屋は江戸時代に代官・郡代といった役人が政務を行なった代官所で、役所や役人たちの官舎、蔵などで構成されている。飛騨が徳川幕府の直轄領となった元禄5(1692)年から176年もの間、江戸から派遣された代官や郡代がここで飛騨の治政を行った。
幕末には全国に60数ヵ所あったといわれる幕府の陣屋のなかで、当時の主要建物が残っているのはこの高山陣屋だけであり、国史跡に指定されている。

5. 地域の歴史と暮らしを学べる「飛騨高山まちの博物館」
古い町並のすぐそばにある「飛騨高山まちの博物館」は、地域の歴史と暮らしを紹介するスポット。
1875年に建てられた檜造りの土蔵をリノベーションし、館内は高山の成り立ちやゆかりの深い高山城主・金森氏の資料など、14の展示室で構成されている。
それぞれのテーマに沿った展示が充実しており、実物資料や模型を通じてわかりやすく、古い町並の背景を理解できる。
入場は無料、散策の合間に気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイント。

飛騨高山「古い町並」を120%満喫できる5つの楽しみ方
続いて、飛騨高山「古い町並」でお勧めの楽しみ方を紹介しよう。
いずれも町の景観を背景に食・酒・服・技を自分の体験として持ち帰れる。
観光客でありながら少しだけ高山の日常に入り込み、歴史文化を五感で満喫できるのが特徴だ。
旅の記憶にも残りやすく、滞在時間を心地よく伸ばせるので内容を参考にしてほしい。
飛騨グルメの食べ歩き
古い町並における楽しみのひとつが飛騨グルメの食べ歩き。
さんまち通りを中心にさまざま店が軒を連ねており、町並を眺めながら散策すれば新たな出会いが待っている。
なかでもお勧めは飛騨高山のソウルフード「みだらし団子」。
甘さ控えめの醤油味が一般的で、香ばしく食欲をそそる素朴な味わいが特徴だ。
全国にファンを持つブランド牛「飛騨牛」も外せない。
串焼き・握り・牛まんなどで堪能できるほか、リーズナブルに一口サイズで試せるのもポイント。
美味しいものを片手にのんびりと歩く、それだけで飛騨高山の魅力に触れる贅沢な時間になるだろう。

地酒と文化を味わう酒蔵巡り
古い町並には、独自の歴史とこだわりを持つ7つの酒蔵が徒歩圏内に点在している。
蔵では、飛騨の水と寒冷な気候を生かした酒造りについてを学べるほか、蔵元ごとに個性の異なる地酒を試飲できる。
1杯数百円の酒蔵が多く、華やかな吟醸酒から食事に寄り添う辛口の地酒まで、味わいの幅広さに驚かされるだろう。
複数の銘柄を飲み比べながら、自分好みの1本を見つける楽しさも格別だ。
また、軒先に下がる「酒ばやし(杉玉)」は新酒の完成を知らせる印で、時間とともに緑から褐色へ変化する姿にも風情がある。

レトロなカフェでひと休み
散策を楽しんだ後は、通りに点在するレトロなカフェでひと休みしよう。
情緒あふれる町並には古い町家を改装した店舗が点在し、木の温もりと柔らかな灯りに包まれた空間が旅人を迎える。
建物そのものが見どころの店も多く、格子窓から差し込む光や昔ながらの雰囲気漂う店内でゆっくりと過ごせる。
飛騨牛乳を使った濃厚プリン、地元焙煎のコーヒー、郷土菓子のアレンジスイーツなど、飛騨らしい味わいを楽しめるのも魅力だ。
疲れを癒やしつつ、町並の余韻に浸るのがお勧め。

着物・浴衣をレンタル
古い町並の散策を特別な体験にしたいなら、着物・浴衣のレンタルがお勧め。
和装に身を包むと、格子窓や黒塗りの町家が並ぶ風情ある町並との一体感が増し、写真撮影がより楽しくなる。
基本的にレンタル店では着物・帯・バッグ・草履などを一式借りられるため、手ぶらで利用しやすい。
着付けサービスを行う店舗も多く、和装に慣れていない訪日観光客も安心だ。
カップル・女性グループに人気で、旅の思い出づくりにもぴったり。

飛騨高山まちの体験交流館で匠の技体験
古い町並のすぐそばに位置する「飛騨高山まちの体験交流館」は、豪商・森家の醤油蔵や穀蔵などの歴史的建造物を改修・活用した文化施設。
館内では、国指定の伝統的工芸品「一位一刀彫」や郷土玩具「さるぼぼ」など、飛騨のものづくり文化に触れられる体験や実演が行われている。
特に古くから伝わる「有道しゃくし」の体験、色とりどりの糸を組み合わせる「組み紐づくり」が人気だ。
初めての方も気軽に挑戦でき、自分の手で作ったものを旅の思い出として持ち帰れるのも魅力のひとつ。

旅の思い出になる!飛騨高山「古い町並」で買いたいお土産
古い町並には、飛騨の風土や職人文化を感じられる魅力的なお土産が数多く揃っている。
自分用・贈り物にぴったりな商品を探す時間も楽しく、旅の思い出とともに飛騨ならではのアイテムが手に入るだろう。
代表的なお土産を以下にまとめたので参考にしてほしい。
- さるぼぼ
- 飛騨地方の伝統的な人形。家内安全・良縁祈願のお守りとして人気。
- 飛騨春慶の器・箸
- 木目を生かした美しい漆器。飛騨の匠の技術を感じられる伝統工芸品。
- 飛騨牛せんべい
- 飛騨牛の旨味を生かしたスナック菓子。
- 飛騨の地酒
- 冷涼な気候と名水が育む日本酒。蔵元ごとに味わいが異なる。
- 一位一刀彫
- 国指定の伝統的工芸品。イチイの木を使った繊細な彫刻。

飛騨高山「古い町並」と合わせて訪れたい周辺観光スポット5選
飛騨高山「古い町並」周辺にある人気観光スポットを5つ紹介する。
それぞれの見どころは異なるものの飛騨高山らしさを感じられ、景観や自然美、風情を通じて魅力を立体的に楽しめる。
高山市の中心部から日帰り圏内なので、古い町並とセットで訪れてより満喫してほしい。
1. 飛騨の里
飛騨の古い貴重な民家が移築復元されている「飛騨の里」。豪雪に耐えてきた合掌造りや榑葺きの屋根など、国の重要文化財4棟を含む民家が立ち並び、昔の農山村風景を未来へ伝えている。
各民家では、当時の貴重な農山村の生産・生活用具を数多く展示。わら細工、さしこなどの実演も日替わりで開催している。竹馬やけん玉など昔の遊びも体験できるので、ファミリーで訪れるにもおすすめのスポット。

2. 高山祭屋台会館
高山祭屋台会館では高山祭で使用される実物の屋台を展示しており、繊細かつ大迫力の屋台を間近で見学可能。
屋台とは祭りの際に担いだり引いたりする出し物のことで、山車(だし)とも呼ばれる。
動物を模した人形や豪華な装飾などがあしらわれることが多く、細かな装飾が施された屋台からは、日本の職人ならではの技術と美意識を感じられるはずだ。

3. 新穂高ロープウェイ
高山市の奥地、奥飛騨温泉郷・新穂高温泉にあるロープウェイ。始点の新穂高温泉駅から終点の西穂高口駅まで、第1・第2ロープウェイを乗り継いで全長3,200mの空の旅を楽しむことができる。
標高2,156mの西穂高口駅に到着したら、駅屋上にある展望台へ。そこでは西穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳などの北アルプスの山々が360度の大パノラマとなって目の前に! その雄大な眺望は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に二つ星として掲載されたほどの絶景だ。

4. 飛騨古川駅
岐阜県飛騨市にあるJR高山本線の駅。昭和9年(1934)に開設した木造駅舎で、白壁と瓦屋根が古川の町並みに調和している。駅舎に隣接する観光案内所では、パンフレット配布などを行っており、まち歩きの出発点として便利。
駅前から徒歩約5分の場所には、鯉が泳ぐ瀬戸川や白壁土蔵街があり、昔ながらの飛騨の風情を感じながら散策できる。駅周辺には飲食店や宿泊施設もそろい、観光の拠点として利用しやすい。

- 正式名称
- 飛騨古川駅
- 郵便番号
- 509-4225
- 住所
-
岐阜県飛騨市古川町金森町8
Googleマップ - 定休日
- 無休
- アクセス
- JR高山本線「飛騨古川」駅
5. 飛騨大鍾乳洞
飛騨高山と奥飛騨温泉郷の中間に位置しており、全長約800mに及ぶ国内屈指の鍾乳洞。日本で一番標高の高い場所にある観光鍾乳洞でもある。2億5千年前のサンゴ礁から歳月をかけて自然がつくりあげた洞窟内では、白くて繊細な鍾乳石が見られる。日本の鍾乳洞の中で最も多く「ヘリクタイト」という珍しい鍾乳石が見られるのも特徴の一つ。
洞窟内はライトアップされていて、幻想的な世界を楽しめる。平成29年3月1日には、「恋人の聖地」に選定。「誓いの合鍵」や「誓いの絵馬」を飾り付けることができる。

飛騨高山「古い町並」周辺の人気飲食店5選
飛騨高山「古い町並」で食事にこだわりたい方は、これから紹介する5つの飲食店に足を運んでほしい。
ジャンルは異なるが、いずれも地元色の強いメニューが並んでおり、高山ならではのご当地グルメを手軽に楽しめる人気店だ。
味への評価はもちろん、店内の雰囲気も良いので旅行の思い出を彩ってくれるだろう。
1. 民芸食事 寿々や
「民芸食事 寿々や」は岐阜県高山市にある。歴史ある古民家を改修した民芸調の食堂だ。地元に根差した店舗として長年利用され、観光客や地域の人々から親しまれている。
料理は「飛騨牛」を主役とした多彩なメニューがあるのが特徴。なかでも人気なのが「朴葉みそステーキ」だ。大きな朴葉の上で特製ブレンドのみそと飛騨牛、野菜を乗せて、味と香りを楽しめる一品。炭火の遠赤外線で飛騨牛の希少部位をじっくり焼く「炭火あみ焼き」も人気だ。凝縮した飛騨牛の旨みを甘いタレと絡めて食べる「巻き焼き」などもある。

2. 飛騨 こって牛
飛騨高山の観光名所「古い町並」の中にある、テイクアウト専用の飛騨牛にぎり寿司専門店。町並散策をしながら飛騨牛をお値打ち&気軽に味わえる「極上の食べ歩きグルメ」を求める人で常に行列ができている人気店だ。
こちらで提供されるのは、最高等級である5等級の飛騨牛の希少部位を使用したこだわりの飛騨牛にぎり寿司。米は飛騨産ひとめぼれ、醤油だれにはオリジナルの煮切り醤油を使うなど、飛騨牛のおいしさを存分に引き出すための素材・調味料にも一切の妥協なし。注文が入ってから調理(ネタ切り、握り・盛り付け、仕上げ)するため、いつでもできたてが堪能できる。

3. CENTER4 HAMBURGERS
県内有数の観光地・飛騨高山の「古い町並」エリアで、日本人客はもちろん外国人観光客からも絶大な人気を博しているハンバーガー専門店。「古い町並」から少しはずれた通りに佇む古民家の最奥に店はあり、店の入り口にたどり着くまでのドキドキわくわく感も面白い。
ハンバーガーは全部で14種類。レッドチェダーを使用した濃厚なチーズバーガーや、生のアボカドを贅沢にトッピングしたアボカドバーガー、お好みでハチミツを付けて食べるブルーチーズバーガーなど、いずれもボリューム満点の絶品バーガー揃いだ。

4. CAFÉ GOKAN
新穂高ロープウェイの山頂の「西穂高口」駅舎内にある「CAFÉ GOKAN」。2025年にリニューアルオープンしたカフェだ。地域の観光拠点に位置し、山頂エリアを訪れる多くの旅行者が立ち寄る場所となっている。
地元産の食材を取り入れたメニューを通じて、訪れる人に自然を身近に感じてもらうことがこだわりだ。看板商品は「頂ソフト」や「頂チュロス」。特に「頂チュロス」は形が特徴的で、写真映えするメニューとして人気がある。また、「飛騨牛メンチカツサンドセット」など、地元ブランド牛を使用したメニューも。いずれもテイクアウトが可能。屋外の景色を眺めながら味わう人が多い。

5. 麺屋しらかわ
飛騨高山を訪れたらぜひ食べたいご当地グルメのひとつが「高山ラーメン」。醤油味のスープに細くちぢれた麺というシンプルな組み合わせが特徴で、地元では“中華そば”と呼ばれている。
JR高山駅と飛騨高山の観光名所「古い町並」を結ぶ高山国分寺通り商店街の一角にある「麺屋しらかわ」は、数ある高山ラーメンの店のなかでも特に連日行列が絶えない人気店。2012年のオープン以来、伝統的な高山の中華そばをベースにしながらもその独自の味を追求した一杯で多くのファンを獲得し、「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版」にも掲載される名店に。

飛騨高山「古い町並」周辺にあるお勧めの宿泊施設3選
飛騨高山旅行でお勧めの宿泊施設を3つ紹介する。
古い町並や主要スポットへのアクセスが良く、観光拠点に最適な人気のホテルだ。
温泉・大浴場・スパ要素を備え、町歩きのあとにしっかり休めるのも嬉しいポイント。
宿の中でも地域性を感じられ、旅の満足度が上がるのでいずれかの施設に泊まってほしい。
1. ワットホテル&スパ飛騨高山
JR高山駅から徒歩約7分の場所に位置する、2018年オープンのスタイリッシュなビジネスホテル。観光名所の「古い町並」にも近く、飛騨高山を満喫する拠点に絶好の宿泊施設だ。
シックで落ち着いた雰囲気の客室は、ビジネスからレジャーまで利用シーンに合わせて選べる全12種類の部屋タイプを用意。全室Wi-Fi対応はもちろん、全室シモンズ社製ベッドマット、バスルーム・トイレ別(一部ユニットバスあり)など快適な滞在をサポートする設備や各種アメニティも充実している。

2. スパホテルアルピナ飛騨高山
JR高山駅から徒歩約3分。飛騨高山の観光名所「古い町並」も徒歩圏内という抜群の立地に加え、100%自家源泉の天然温泉大浴場を備えていることでも人気のカジュアルリゾートホテル。
大浴場は最上階の9階にあり、高山市内を一望できる展望大浴場のほか、展望露天風呂、つぼ湯、寝湯を完備する。
ナチュラルで落ち着きのある内装が魅力の客室はバリエーション豊富に全9タイプを用意。リーズナブルな価格設定のうえ、シングルルームに140cm幅のベッドを採用するなど、どの部屋もゆったりとスペースをとったつくりになっているのもうれしいポイント。

3. 宝生閣
古い町並みまで徒歩約3分、自然に包まれた城山公園の高台に建つ温泉旅館「宝生閣」。
16年連続でプロが選ぶホテル・旅館100選(主催:旅行新聞新社)に名を連ねており、素朴なおもてなしが高い評価を受ける人気の宿だ。
館内は畳敷きの廊下や飛騨の匠の技を感じる和の設えが特徴で、素足で歩ける心地よさが旅情を高める。
客室・露天風呂からはかつて殿様も見たであろう市街地の景色が広がり、夜になると幻想的なパノラマ夜景を楽しめる。
ライトアップされた5階の足湯でしっとりと観賞すると良いだろう。
また、夕食では飛騨牛を筆頭に山菜、川魚などの旬の味覚を味わえるのも魅力。

高山市のマナー啓発「with Respect」とは?
古い町並は国内外を問わず人気のスポットだが、旅行客の増加に伴い、近年マナーに関する課題が顕著化している。
そこで高山市は、「with Respect(敬意をもって)」をキャッチフレーズに、地元住民と観光客が互いを尊重し合う持続可能な観光地づくりを推進中だ。
内容は主に以下の4点。
- Care for Locals,Environment and Tradition「地元の人(の生活)、環境、伝統を大切に」
- Walk Mindfully「周りに配慮して、譲り合って歩く」
- Carry Your Trash「ごみを持ち帰ることでまちをきれいに保つ」
- Stay Quiet「日が暮れたら近所のために静かに過ごす」
いずれも地域への配慮を呼びかける内容であり、特別難しいものではない。
基本的に観光客を温かく迎えてくれる地域だからこそ、訪れた際は伝統文化や地元住民へのリスペクトを忘れずに過ごそう。

飛騨高山「古い町並」の日帰りモデルコース・マップ
ここまで紹介した内容を踏まえ、飛騨高山「古い町並」の観光モデルコースを以下にまとめた。
主要スポットは1日あれば楽しめるので日帰りになっているが、遠方からのアクセスやじっくり巡りたい方は1泊2日の余裕を持ったスケジュールがお勧め。
- 8:00 「高山駅」から散策しながら古い町並へ
- 8:15 「中橋」で朝の光に映える朱色の橋を撮影
- 8:25 「飛騨高山 宮川朝市」と「陣屋前朝市」の2か所を巡り、地元の人々と交流
- 9:00 全国で唯一現存する江戸時代の郡代役所「高山陣屋」で高山の歴史を学ぶ
- 10:00 古い町並近くの着物・浴衣レンタル店で着付けてもらい、そのまま散策へ
- 10:30 和装で「飛騨高山 古い町並」の「さんまち通り」を散策し、食べ歩きグルメや写真撮影、酒蔵巡りを満喫
- 12:30 好みの飲食店でランチ休憩
- 13:30 「飛騨高山まちの博物館」で高山の成り立ちや高山祭、伝統工芸などを学ぶ
- 14:30 「飛騨高山まちの体験交流館」で飛騨の伝統工芸を体験
- 15:30 お土産を購入しながら、夕方の町並みを散策
- 16:30 「高山駅」に戻り、帰路へ

飛騨高山「古い町並」に関するよくある質問
Q
古い町並はどれくらいで回れますか?
散策だけなら1時間前後、食べ歩きや観光を楽しむなら半日を目安に考えると良いでしょう。
Q
古い町並に駐車場はありますか?
「空町駐車場」や「神明駐車場」など、徒歩圏内に多数の有料駐車場があります。
Q
古い町並は夜や雨の日も楽しめますか?
夜はライトアップで風情が増し、雨の日はより雰囲気が引き立つので楽しめます。
まとめ
飛騨高山「古い町並」の見どころ、日帰り観光モデルコースを中心に紹介してきた。
古い町並には飛騨の文化・歴史・食が凝縮されており、食べ歩きや酒蔵巡り、伝統工芸体験など、多彩な楽しみ方ができる。
各スポット間も近く、1日で回れるコンパクトさも魅力だ
時間が止まったかのような町並みを歩きながら当時の暮らしを肌で感じてみてはいかがだろうか。
高山市の人気名所および飲食店をはじめ、観光プランの作成に役立つ情報をまとめたこちらの記事も読んでほしい。