
歴史情緒あふれる古都・奈良の観光スポット31選
かつて日本の首都だった奈良県には、世界遺産に認定された国宝・重要文化財の建築物・仏像が数多く残されており、観光地として高い人気を誇る。 京都と隣接していることもあり、京都と奈良をセットで訪れる観光客も多い。 京都よりも古い歴史を持つ奈良を観光するなら訪れてほしい観光スポットと、お勧めの宿泊施設・グルメ・お土産などを紹介しよう。
公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。
世界遺産に登録される古刹で、奈良時代の四大寺のひとつとして栄えた寺院。
藤原鎌足の私邸、山階寺として山背国・山階陶原(やましろのくに・やましなすえはら)に建てられたのがはじまりで、和銅3(710)年、平城京遷都にともない藤原不比等の計画により現在の場所に移され、「興福寺」と改名。
奈良時代には四大寺、平安時代には七大寺のひとつとして栄えたが、1180年の平重衡の南都焼討で大半を焼失。鎌倉時代に復興するが、その後も被災と再建を繰り返し、江戸時代に入り享保2(1717)年の火災で、北円堂、東金堂、五重塔、三重塔、食堂(じきどう)以外の中心伽藍を焼失した。その後、徐々に復興が進み、2018年には中金堂が約300年ぶりに復興を果たした。
境内には鎌倉時代に再建された北円堂をはじめ室町時代に再建された五重塔や東金堂など国宝建築物や江戸時代に再建された南円堂などの重要文化財が立ち並ぶ。また国宝館には阿修羅像をはじめとする乾漆八部衆立像など国宝に指定される寺宝を安置。多くの寺宝・文化財を見ることができる。
東金堂と五重塔
不只欣賞古寺的美,楓紅季節來臨也是美到不行!
1300年もの歴史をもつ風格ある世界遺産。
日本でも数少ない、氷の神様を祀る「氷室神社」の総本社。
あじさいとお地蔵様が迎えてくれる美しき山寺。
多くの参拝者が帰依する、日本最初の厄除け霊場。
「壺阪霊験記」で名高い眼病封じの古刹。
熊野三山の奥の院。
大化改新の際に左大臣となった安倍倉梯麻呂が建立した、日本で最も歴史ある寺院のひとつ。平安時代の陰陽師・安倍晴明が天文観測をした土地としても有名。
平城京の守護と国の繁栄のために創建された全国に約3,000社ある春日神社の総本山。春日原生林を背景に広がり、世界遺産「古都奈良の文化財」のひとつに認定されている。
四季折々の花で彩られる日本有数の観音霊場。古くから「花の御寺」として信仰を集めている。
真言宗室生寺派の大本山。女人禁制だった高野山に対して、女人の参詣を許可したことから「女人高野」として親しまれ、現在も多くの女性が参拝する。